こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今回のテーマは「練習サイクル⑤~スケール練習」です。
前回からの続きとなります。僕の考えるプロ思考の演奏家の練習内容を書いています。
初心者~中級者のかたは参考程度に読んでいただければと思います。
スケール練習とはソロやメロディ等を弾くときに指が迷わないように指にスケール(音階)を叩きこむ練習です。効率よく演奏をするためには良い運指が不可欠です。運指が悪いと音が切れたり、演奏できなかったりするのですが、スケール練習をしっかりしておくと適当に弾いても指が効率の良い指運びで演奏してくれます。
音が綺麗な演奏家や手の動きが滑らかな演奏家は大抵運指が綺麗です。
スケールとは音階のことで代表的なものにメジャースケールがあります。ドレミファソラシドのことです。これがラシドレミファソラとかになるとナチュラルマイナースケールというものに変ります。「ドレミファソラシド」も「ラシドレミファソラ」も始まる場所がちがうだけなのですが、音の感じかたや運指も代わります。そういったスケールが何十種類もあり、しかもギターの場合、同じドの場所でも何か所もあるので例えば「ドレミファソラシド」でも
・6弦のドからスタート~人差し指から始まる運指
・6弦のドからスタート~中指から始まる運指
・6弦のドからスタート~薬指から始まる運指
・6弦のドからスタート~小指から始まる運指
・5弦のドからスタート~人差し指から始まる運指
・5弦のドからスタート~中指から始まる運指
・・・・というようにいろいろなパターンの運指を指に叩きこむ必要があります。
スケール練習は楽器の練習の中でもかなり地味な部類になるので根気強く続ける必要があります。続けていくことで指が勝手に運指を覚えてくれますが出来るだけ良い音を出そうとしたり、指が迷わないようにしたりする意識は大切です。
成果が出るのに半年から数年かかりますが一度見についたら一生運指には困らないので根気強く続けてみましょう。
次回は「譜読み」について書いていきます。
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