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2017.09.27

日本と外国のコード表記の違い

今回は「日本と外国のコード表記の違い」
です。

よく音楽に国境は無いっていいますよね。
ある部分では「そうだなぁ」とも思いますし国境を感じる時もあります。

やはり歌詞の意味がわからないの困ることもあります。
フォークソングのような歌詞が重要なファクターとなるジャンルの場合は尚更でしょう。

逆にインストゥルメンタルやクラブ音楽、クラシック音楽などはあまり感じません。

譜面の世界では実はそんなに違いはありません。海外の譜面を見ていても少し違いを感じることはありますが意味がわからないことはあまりありません

あるとすればその国の言葉で注釈がつけられている時くらいでしょうか?
ただ、コードなどは知ってないとちょっと??がつく時もあります。最終的に感じるのは日本人の性格が譜面に出てるなぁ・・・という感想でしょう。

今回はコードの日本と海外の違いを見ていきたいと思います。

最初に日本と海外との違いと行っても日本では絶対にしない表記があるというわけではありません。今の時代やはりグローバルなので向こうでやっていることはこっちでも多かれ少なかれ行われています。僕が海外の表記と書いたものでも使われいたりしますのでその点はご承知おきください。

前回コードについて書いていった時に
「Cm7」という表記をしていました。これは日本においてはこれがメジャーだからです。でも日本でも別の表記はします。
「C-7」という表記です。「m(マイナー)」を「-」で表しています。
また「CM7」という表記に関しても「C△7」と書いたりします。

僕も正直どちらも使用します。特にこの時はこちらを使わなければいけないというルールはありません。

なぜ「m」の代わりに「-」を使うかというと「m」を使用する際は3度の音が半音下がるのは前回までの「コードってなぁに?」で書いたかと思います。
下がる=「♭」=「-」という発想ですね。いつからこの表記が存在しているのかは僕は知りませんがおそらく海外のthe real bookという昔からある楽譜集が「-」表記ですので「-」の方が一般的だったのかもしれません。

この3度の音を表す「m」ですが日本だと「-」か「m」ですが、海外だと「min」や「mi」という表記も結構見受けられます。これは「minor」の略ですね。
もともと「m」自体も「minor」の略だったので不思議はないですが・・・そのまま略さずに「minor」と書くこともあるようです。

またCM7などの「M」が「△」になるのは△はトライアド(三和音)という意味があるからなのと、「M」は走り書きをすると「m」と間違えやすいからです。僕も「M」で書く時は「m」に見えないようにしっかりと角と大きさには気をつけますが、急いで譜面を書かざるえない時も多々あるのでそういう際は△を使うようにしています。これも海外だと「Ma」、「Maj」や「Major」と書かれたりします。

これは海外のウィキペディアのページですが、詳しくはここに書かれていますね・・・まぁ読めないんですけどね・・・
https://en.wikipedia.org/wiki/Chord_%28music%29#Added_tone_chords

こうやってみるとルールもそんなに難しくないですよね。いきなり初見だと戸惑いますが。
ただ上記以外のイレギュラーな表記も見たことがあります。
ブラジルは「CM7」を「C7M」と逆に書きます。

僕もボサノヴァの譜面をネットで探してた時にこれにぶつかった記憶があります。
その時はどこの国の譜面かどうかも全くわからなかったのですが、ブラジルだったんですね。

言葉よりは差がないのでちょっと予習をすればなんとかなりますね。
ただ、コード自体が苦手な方はどの道頑張らなくちゃいけませんけどね・・・

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