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2018.04.05

教本を買うべきか

昨日「教本の流行り」を書きました。
今日はその流れで「教本を買うべきか」というテーマで書いていきます。

よく生徒さんから「教本を買った方が良いか?」や「教本で勉強をしたほうが良いか?」といった質問をされることがあります。特に当教室は指定の教本がなく、一人ひとり担当講師がカリキュラムを決定するため、習いはじめの生徒さんは何かあった方が良いのではないか?と考えるのは当然のことなのかもしれません。

では教本は果たして買うべきなのでしょうか?

教本を買う際は「買ったほうが良い教本」と「買うべきでない教本」を見極めることができるかどうかです。私自身も理論を教える際は指定した理論書を生徒さんに用意してもらうますし、クラシックギターも指定した教本で進めます。ピアノの場合もバイエルやブルグミューラー等の教本だったり、最近ではそれに近いものを使用してレッスンをしているはずです。それはクラシックに関してはバイオリン、フルートなど全般に言えることだと思います。

逆に最近は癖の強い教本が多く見られます。

最近もウクレレの生徒さんに教本を買うべきか聞かれました。

「教本は要らないけど、ウクレレの弾き語り曲集があるといいかな・・・」と言いました。ウクレレの弾き語りはそれほどレベルにばらつきがないので「知っている曲や弾きたい曲が載っているのだったら何でも良いですよ」と言ったのですが・・・・これが間違いでした。

次のレッスンの時に生徒さんが持ってきたウクレレの題名をみて「しまった・・・」

「~個のコードを覚えれば弾けるウクレレ曲集」的な題名。

本としては悪くないんですが・・・これだとそれ以外のコードが出てこないんでいくら曲を進めてもコードの数が増えないんです。

1人ではじめて弾くには良いのですがレッスンに使うとなると非常に不便。でもせっかく買ってきてもらったので使わねば・・・と思い。その日は2曲ほど弾きました。

その後2~3回はその教本を使ったのですが案の定新しい曲に移っても移った感じがしない・・・常に同じコードしか出てこないですし、曲のキーも使えるコードに移調されているので原曲は歌えるけど教本の曲だと歌えない・・・と問題点が噴出し、また新しい別の教本を買うことになりました。

間違いがあってはいけないので今度はこちらが指定。無事良本をゲット。いい勉強になりました。

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