こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今日のテーマは「レコーディングしました④~ボーカルの編集作業~」です。
前回は実際のレコーディングについて書きました。
各パートの録音と並行して行うのが編集作業。
ボーカルの場合はピッチ補正、リズム補正。他の楽器の場合はリズム補正や音量調整です。
昔はボーカルの補正をするとわざとらしく聞こえたものですが、ここ数年でボーカル補正の技術は大幅に進歩し、歌ってる本人ですら気づかないレベルにまでなりました。多少音程などが違う場所があっても簡単に修正できます。
ボーカルの音程がズレている場所があればそこを調べ、音程がグラフで確認できるのでその部分をマウスでぐいっと持ち上げるだけで自然な形で修正できます。ズレている場所はあくまで自分の耳で聞いて気になった個所を指摘するので聴音に自信がないと自分は気づかないけどエンジニアの方から指摘されることもあります。ただしそんな修正も修正だらけとまでいくと結構な仕事量になり、数が多いと時間も結構かかりズレの幅が大きすぎるとさすがに不自然になります。リズムも大体は修正できますが、本来であれば修正なしが理想ですので1曲につき数か所程度にとどめたいところです。そもそも音程やリズムの修正がかなり多いという内容であればプレレコーディング(仮録音)からレコーディングまでの間に修正しておくべきです。
この作業をするとボーカルは自分が思っているよりも音程がズレていたりすることにショックを受けることが結構あります。自分が指摘されるまで気づかなかったり、下手すると指摘されても気づかない事すらあります。指摘されても気づかない場所の修正前、修正後を聞かされはじめて気づいたときは結構情けないものです。
ただ、それを機に自分の音程がどのようにズレるのかが確認できるので技術向上のきっかけにはなります。
次回は楽器の修正や補正のことを書いていきます。
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