こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今日のテーマは「ベンドに注意!」です。
中級者から上級者にかけて気づいていないうちに悪い癖がついているのでそれに対する注意を書いていこうと思います。
ギターという楽器は気づいてない方も多いと思いますが押さえる強さで音程が若干変わります。強く押さえると音程が少し上がるのです。なのでギターで最初に覚える「C」や「G」というコードも強く押さえると押さえている部分の音だけが上がりすぎて不協和音に聞こえることもあります。ピアノはそういう事はありません。
乱暴に言えばギターは和音がきっちりしていない楽器とも言えます。
ただし、通常の演奏でそのことが気になることはほとんどありません。一般の人にはわからない程度の音程のズレなので気づかないのです。
今回ギタリストの方に注意を促したいのは「押さえる時に弦がベンドしてませんか?」というポイントです。
「ベンド」とは「曲げる」という意味です。「ベンド」と「チョーキング」は同じような意味です。
例えば「G」のコードを押さえる時、一番簡単な「G」だと6弦に薬指が来るかと思いますが、これが写真のように下に押し下げてしまう状態を言います。
こうなると冒頭にお話したように弦を押し下げることによって音程が#してしまいます。
他の音はあっているのに「G」というコードの中でも一番肝心な低音の「ソ」の音がずれることによってかなり気持ちの悪い音になってしまいます。
解決策としては「弦を押し下げない」ということになりますが、癖がついているとそう簡単には治りません。押し下げないようにするには指板に垂直に指を立てた状態にしなくてはいけませんが、そうすると他の指の角度にまで影響が及び他の音が「押し上げたり」「押し下げたり」という状態になることも多いです。
ゆっくりと押さえる形を再確認しながら指に正しいコードフォームを刷り込んでいくのが良いと思います。
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