こんにちは!名古屋のギター、ボーカル、ウクレレ等の音楽教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今日のテーマは「プロ志望の人が陥る勘違い②」です。
実は去年の大掃除をしていた時に昔、教鞭をとっていた専門学校の生徒名簿が出てきました。名簿を見ながら現在何人くらいこの音楽業界に残っているだろうと考えてみましたが壊滅的な状況でした。30名のうち3~4名ってところです。しかもそのうち2名は僕がその後も個別に指導を続けた子たちなので、それを除くと1~2名ってところです。
しかもその1~2名も10年ほど前からどうしているのかもうわからなくなっていて、今はどうしているのかわかりません・・・
その事実から考えるとギターのプロ志望の人が多少なりともお金をもらえる様になり、それを継続できる割合は2~3%ほどと言えると思います。さらに一般のサラリーマンの定年である60歳まで音楽だけで生活し続けることができる人ともなると1000人に1人くらいになってもおかしくありません。こう書くと確率論のように移りますが、実際は上手い人もそうでない人もまぜて考えていますので段違いな実力とコミュニケーション能力を持っていればそこまでの確率にはなりません。
プロ志望の人と話すとよく感じるのは技術力だけ気にしてコミュニケーション能力のことを全く考えていない危うさです。
音楽の世界は1にも2にも人間関係が生きていくための命綱になります。人とのコミュニケーションがしっかり取れなければ信頼関係もうまれず、次の仕事がもらえません。
技術はあって当たり前なのですが、仕事がやりやすい人とやりにくい人が存在します。下手すると仕事の質よりも仕事のやりやすさの方が大事なときもあります。
たとえばあなたの仕事先の人や一緒にアルバイトをしているケースなどで考えてみるといいでしょう。同じ職場の中から自分以外に2人、選んでグループで仕事をするとします。
そういった状況で誰を指名すると思いますか?仕事の出来でしょうか?仕事のやりやすさでしょうか?もちろん仕事の出来は大切です。でも仕事のやりやすさも大事ですよね?
仕事がやりにくいということは自分が満足のいくパフォーマンスが発揮できないことにも繋がります。仕事ができるが仕事がやりにくい人と仕事をすると結果的に思ったようにはいかずストレスが溜まる結果になることもあります。
なのでプロ志望だからといって孤島で剣術に励んでいるのとは違いますのである程度は外の世界のことも知っておく必要があります。
プロ志望の方がいたらコミュニケーション能力も磨くために人間観察などもおすすめします。(笑)
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