こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今回のテーマは「スピードが上がらない方へ⑥」です。
「力み」について書いていきます。
ピッキングスピードをあげたい時、人は当然のように腕への負荷を増やしてピッキングスピードをあげようとします。これはピッキングスピードなどに関わらずスポーツなど一般的な競技のスピードでも言えることです。スピードをあげるということはピックの往復運動の時間における反復数をあげるということであり、消費するエネルギー量もあがります。
体感的にはスピードが2倍になると負荷も2倍以上かかっているように感じます。
ここで間違えやすいのが「負荷をあげる」→「力をいれる」→「力む」という構図になってしまうことです。
ここで「力を入れる」という所までは問題ないのですがこの「力を入れる」ということの解釈が岐路になります。「力を入れる」ということは「必要な動きに対して必要な部位の筋肉を働かせる」というのが正解で「筋肉をどこでもつかえばいい」というわけではありません。筋肉というのは表と裏で対になっていることが多くその片方が収縮することで身体を動かしています。この時に表も裏も働かせてしまうとお互いが収縮しあい、結果10の力を入れたつもりが片方がそれを逆に引っ張ることで6程度の力しか発揮できなくなります。
このことを一般的には「力んでる」といいます。
別の例でこれを考えてみましょう。
「綱引き」をイメージしてみてください。
綱引きは綱を互いに引っ張り合い真ん中の印を決まったラインを越すことによって勝敗が決する競技です。
この競技を見ていると真ん中の印がそれぞれのチームの強度にともない右へ左へ不安定に動くのを覚えている方も多いと思います。
力みが生じると動きの精度は著しく損なわれます。なのでいろいろな場面で「肩の力を抜いて」と言われるのです。
続きは次回書いていきます。
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