こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今回のテーマは「スピードが上がらない方へ⑤」です。
「⑤ピッキングの角度などが表と裏で違いそこでずれが生じている」について書いていきます。
速弾きで一番求められるのはもちろんスピードですが、それに必要なのは「ピッキングの精度」です。精度ないとスピードが速くなればなるほどずれが大きくなります。
例えば1秒間に0.1秒ピッキングが速かったり遅かったりするとします。
0.1秒なので大したことないように感じますが論理的に考えるとこれはかなり精度が悪いのです。
BPMは1分間に何回4分音符が出てくるかの指標ですが、例えばBPM=60だと丁度1秒間に1回クリックがなります。BPM=120だと0.5秒間にクリックが1回なることになります。もしBPM=120で16分で速弾きをするということになると、1クリックに付4回ピッキングが必要なので、0.5秒間4回、すなわち0.125秒に1回ピッキングしなくてはいけません。この状態で1秒に0.1秒ピッキングが速かったり遅かったりしていてはまともに弾けないことが分かると思います。
少なくともBPMー120で16分音符を正確に弾こうと思うと1秒間に0.125秒の5分の1程度0.025秒程度のずれしか許されないと考えると精度の程度が分かると思います。
そんな時にダウンとアップでピックの角度が違い、それによりアップ時とダウン時の弦に対する抵抗値が代わると精度を保つのが非常に困難になります。
アップとダウンで角度が違うこと自体は問題ではないのですが、それにより抵抗値が違った場合に精度が悪くなるのです。そうすると取るべき方法は
①アップとダウンの角度を同じにする
もしくは
②ピッキング時の抵抗値を同じにする
のどちらかになります。簡単なのは「①アップとダウンの角度を同じにする」です。
今回はここまでです。
次回は「⑥力む」について書いていきたいと思います。
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