こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今回のテーマは「スピードが上がらない方へ③」です。
前回はスピードが上がらない時に「右手と左手のタイミングを合わせなければいけない」と考えてはいけないということを書きました。今回はその理由を書いていきます。
「右手と左手のタイミングを合わせなければいけない」と考えると「右手を左手に合わせよう」という意識が働きます。本当は「左手を右手に合わせよう」が正解です。
ではなぜ「右手を左手に合わせよう」は駄目で「左手を右手に合わせよう」はOKなのでしょうか?
それは右手は一定のリズムを刻んでいるはずなので右手があっていると仮定すると、左手に右手を合わせること自体がリズムを狂わせることになりますのでこれは一番考えてはいけない方法ということになります。もちろん右手が合っていること前提なので、順番としてはまず右手を正確にピッキング出来るようにし、左手をそれに合わせる。ということになります。
実際にプロのミュージシャンは無意識で右手と左手を合わせているので「左手を右手に合わせよう」なんて考えてはいません。「反復練習していたら弾けるようになっていた」という人も多いと思います。とはいえ「反復練習すればいい」とはなりません。反復練習しても先ほどの「右手を左手に合わせよう」という意識の上で行なっていてはいつまでたっても速く弾けるようにはならないからです。
④指を動かそうとしすぎる
(※①~③は「スピードが上がらない方へ①」から読んで頂ければわかります。)
初心者から中級者に多いのがこの「指を動かそうとしすぎる」という状況です。
人は目から入る情報が頭に残ることが多く、「速弾き=指が速く動く」というイメージを持ちがちです。でも本当にそうなのでしょうか?
youtubeなどで速弾きを見てみてください。実際に確認すると「速い」というよりも「まるで指が動いてないようにゆっくり弾いているように見えてきちんと速く弾けている」という印象の方が強くなりませんか?
理屈でいうならば無駄な動きが多いほどスピードは落ちます。無駄な動きを極限まで無くすと「出来る限り指の動きを少なくする」というのが最適解になるのです。
続きは次回書いていきます。
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