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2019.01.13

クラシックの人がジャズを弾くと・・・

こんにちは!名古屋のギター、ボーカル、ウクレレ等の音楽教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「クラシックの人がジャズを弾くと・・・」

先日とあるクラシックギタリストの人と話すことがありました。
ギタリスト同士が会うと当然のようにギター談義が始まります。これがむちゃくちゃ楽しいのですが、その方が「JAZZにも興味があるので挑戦してみたい」という話をされました。

この方はプロ志望のクラシックギタリストで腕もそれなりにあるのですが、クラシックギターの人が別のジャンルをやってみたいということはないことはないのですが、それがJAZZだったのでびっくりしました。通常クラシックギタリストだとクラシックギターに関係のあるフラメンコやタンゴなどならわかるのですがジャズをやろうとする人はあまりいない印象があります。ちなみに僕は「クラシックの人がジャズやるのって結構大変ですよ・・・」と言いました。
実際に僕の大好きなクラシックギターの大御所のジョン・ウィリアムズもジャズのアルバムを出してますが・・・・正直きついです。ジャズが好きな人には耐えられないかも・・・
クラシックギター界においては超有名でもジャズとなると話が別になります。

これはギターに限ったことではなく他の楽器でも一緒なのですが、クラシックを勉強した人が黒人音楽系のジャンルに手を出すのはかなり難易度が高いのです。理由は簡単でいろいろ勝手が違うからです。

最初にちがうのがリズム、「ノリ」や「グルーブ」と言ったりもします。どうしても白人由来の音楽と黒人由来の音楽では差が出ます。どっちがいいというわけではないのです。技術ではカバーしきれない問題がそこにはあります。
僕はクラシックもジャズもやりますが、では僕みたいなのはどうかというとどっちのノリでもないフュージョン的なノリになります。なので僕がブルースなどのセッションにいくと「なんか泥臭くない」と言われるでしょうし、ジャズをやってもなんか少し違うと思われるかも知れません。なんでも弾ける渡辺香津美という有名ギタリストがいますが、聞いているとやはりブルースを弾いても泥臭くはないです。ジャズを弾いても都会的なジャズは問題ありませんが、泥臭いジャズは難しいかも知れません。

なんでも弾けるギタリストっていそうですが、現実はなかなか難しいみたいですね。

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