こんにちは！名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「ギター・ウクレレ初心者必見！！これに気をつければ倍の速さでうまくなる！！①」です。

まぁ本当に倍になるかはわかりませんが（汗）・・・ここに囚われてうまくなるスピードが下がる人がほとんどなので初心者の方は要必見です。また講師の方でも意外にここらへんは気づかずにレッスンしている人もいます。

・コードの音は綺麗に鳴らす必要はありません！

まずはここですね。どうしても先生が弾いたものや教本を真似しようとすると綺麗にならない自分のコードが気になります。几帳面な性格の方ほど全部の音を綺麗にだそうと苦労します。親指の角度や手首の位置、など理由はいろいろありますが、正直上手い人はどんな角度でもどこに指を置こうが綺麗にコードが鳴るものです。

最初の段階でコードの音が綺麗にならない理由は一つ

「指がギターに慣れていない」
ということに尽きます。

指先も固くなく、可動域も広くなく、そして手にとっては普段の生活では経験しない状態になるのですから、最初から綺麗な音で出そうというのが無理なものです。

僕はレッスンでは「押さえている音の半分でればOK。押さえ方さえあっていれば仮に全部の音が出なくても最初は気にしなくてもいい」と言い切っています。そこさえ出来ていればいずれ音はなるようになります。

また講師や教本はプロが弾いているのでそれと同じ音を出そうというのがそもそも暴論です。出るわけがありません。

しかも綺麗な音を出そうとする人は

・止まる癖が付く
・苦手意識が付く
・曲が進まない
・リズムを刻む右手にも悪影響がでる。

などの弊害も出てきます。

特に「止まる癖が付く」と「リズムを刻む右手にも悪影響がでる」は深刻で、音楽はリズムが最優先のはずが綺麗な音を出すことが最優先されると後回しになってしまうので音楽にならなくなります。また音がならないと人はなぜか「強く弾けばなるのでは？？」という考えに至ってしまうようで右手に力をいれて「バリバリバリ！」といった無理やり弾こうとする人も多いです。

音が綺麗にならないとストレスはたまりますがそこはぐっと我慢して「そのうち鳴るように鳴るから今は正しいフォームを・・・」と言い聞かせて練習するといいと思います。