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2018.09.28

エフェクターのつなぎ方

昨日はエフェクターの話をしたのでもう一つ。
エフェクターには単体1つの役割するものと、1台で何台もの役割をするものがあります。

この「1台で何台もの役割をするもの」はマルチエフェクターと呼ばれます。

1台で何台もの役割をするので良さげですが、礼服をバックや靴まで一式セットになったものを買うようなもので、全部が自分の気に入ることはほとんどありません。例えば「ディレイはいまいち」など不満が出てきます。その点単体で買うと自分で好きなように組み合わせることが出来ます。

バンドを組んだりするとだんだんエフェクターの種類が増えてきます。

エフェクター2台以上の場合はつなぐ順番にも注意が必要です。つなぐ順番が違うと音にも大きな影響があります。パンを焼く前にバターを塗るのと、焼いた後にバターを塗るくらい違います。基本的には基本の音を作るのためのエフェクターが先に来て、出来上がった音に効果が必要なものは後にします。歪み系は基本の音が出来た後です。

基本の音とはコンプレッサーやピッチシフターなど原音を変えるエフェクター。逆に出来上がった音に効果を加えるものとしてはディレイなどが挙げられます。

順番が違うとどうなるかというと例えばリバーブといって残響音を残すエフェクト(カラオケでいうとエコーみたいなもの)のあとにディレイをかけると残響音ごとループしてくれますが、逆にするとループしたものにリバーブ効果が施されるので音の輪郭が曖昧になってしまいます。

コンプレッサーの後に歪系エフェクターを持ってくると適音で歪んでくれますが、
歪み系のエフェクターのあとにコンプレッサーのをかけると歪みが少なくなったりします。

でも大切なのは自分の耳で確認すること。もしエフェクターを2台以上持っている方は試しにいろいろつないでみてください。

 

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