ボーカル

科学の進歩と音楽を取り巻く環境を考える①

日進月歩

毎年のように感じることですが科学の進歩って目覚ましいですよね。

音楽業界にも科学の進歩の恩恵の波は毎年やってきます。

レコードからカセットテープにカセットテープからCDにCDからmp3、ACC等、ハイレゾでの配信など聴く媒体も変化していますし、周辺機器も科学技術の進歩によって以前であればウン千万したものが数百円でアプリで手に入るようになっています。ギターの周辺機器もかなり日進月歩で、毎年驚かされています。

20年前にハードディスクレコーダーが販売された時は数十秒録音出来るだけの機器が数万円しましたが、今や300円ほどで子供のガチャガチャでも手に入るようになっています。

最近ブルートゥースのイヤフォンを買いました。リスニング用です。

最初は右と左がつながっているものを買いましたが運動をしている時には結構邪魔でした。(それでも本体とつながっていないだけましでしたが・・・)

アップルなどが完全なワイヤレスイヤフォンを発売しましたがデザインと値段で迷ってました。でも最近は1万円以下で防水でそれなりに良いのが出てきました。

このブルートゥースなども科学の進歩結果です。ワイヤレスウォークマンなどはカセットテープ時代の30年以上前から存在しましたが今や何万曲もの曲が一つの機器に入り、配信ともなると人生のすべてを音楽を聴くことに費やしてもきき切れないくらいの量の音楽が手に入るようになりました。ただしそれによって失われたものもあります。レコードやCDのジャケットも含めて作品として購入していた人にとっては配信等で買うと曲は手に入りますが物は手に入れた感触がありません。あの新譜を予約して発売日にレコード&CDショップに行ってワクワクしながら帰るといった行為も最早必要ありません。

個人的にはそれはあまり失いたくなかったのですが、これも時代の流れです。もちろん今でもCDを買えばいいですし、最近再びレコードも普及してきたニュースも耳にしました。

でももうブルートゥースで音楽を聴くことに慣れてしまった私達にはCDを買ってそれを再びiphoneやウォークマンなどに入れるという作業をするだけの理由がなくなってしまいました。便利なことに慣れてしまうと情緒ある不便は受け入れがたい行為になってしまうのかも知れません。

独学について

dokugaku

今回は独学について書いていこうと思います。
現在youtubeなどで様々なジャンルの音楽や楽器、奏法が大抵調べれば世界のどこかで誰かがそれについてレクチャーしているのを目にすることが出来ます。

そういったものを目にするとまるでそのyoutubeの映像だけで上手くなれるのではないかと思います。確かに僕もyoutubeで調べ物をするときはありますがとても便利だと思います。

特に知らない曲を知ったり、ライブ映像などで奏法を解析したりと勉強に使えることは間違いありません。

でもでは独学でギターやボーカルなどが上手くなるかというと答えは「yes」とも「NO」とも言えます。上手くなるのは間違いありません。でも習うよりも上手くなるかというと「NO」です。

楽器を習っている方は自分の先生に聞いてみるといいでしょう。
「先生は独学ですか?」と。
基本的に独学で講師になった人は日本では稀だと思います。僕は出会ったことがありません。通常は何人もの先生に習います。もちろん独学でも上手い人はいるかも知れません。でも僕が知る限りは独学で上手い人も見たことがありません。

結局は独学だとどこかで限界を感じてしまうのだと思います。
また、自分がしている練習方法があっているのか、間違っていたらどんどん悪い癖が着くのではないか、などだんだん不安になってくるのかも知れません。

講師になるくらいの人は一般の生徒さんよりもストイックな傾向にあります。わからないことがあればずっと調べるだけの根気もあります。でもストイックな人は時間のムダが嫌いです。意味のある時間の使い方はいいのですが、わかないことを放置しておけないのです。

「習う」という行為は「時短」と「安心」という2つのメリットがあります。自分で試行錯誤しているよりも同じ道を通った人に聞いたほうが明らかに早いですし、結果もわかりますから安心なのです。
なので独学がありかなしかで聞かれたら

「「あり」ですが、習ったほうが早いですよ。」

というのが答えになると思います。

ボーカリストは別言語??

VOCAL

ちょっと変わった題名になってしまいましたが、今日はボーカルと他の楽器の演奏者の意識の違いを書いていこうと思います。

これはボーカルの方でもある程度ライブやセッションをしている方だと思い当たるフシがあると思いますが、音楽のパートの中でボーカルというのは一番ポピュラーであるにもかかわらず一番変わっている側面があります。

例えば、他の楽器に関してはその持っている楽器が音を出すのですが、ボーカルは唯一自分自身が楽器という所です。

通常演奏者は自身の楽器についてより知ろうとしますし、その周辺の道具に関しても詳しくあろうとします。ボーカリストは自身の楽器は自分の身体ですから他の演奏者と同じく楽器(身体)について知ろうとする部分までは一緒です。ところが他の楽器の演奏者が自身の楽器に関係ある道具などにより詳しいのに対し、ボーカルはそこまでではありません。

どうやら自分の身体と道具の間には大きな意識の隔たりがあるようです。

また、通常の楽器の場合最初は音を出すところの練習から初めますが、ボーカルは元々(上手い下手は別として)歌えるところから出発します。みなさん何も練習しなくてもカラオケで何気なく歌っていると思いますが、他の楽器だとそうは行きません。合わせるまでに数ヶ月~数年かかります。

楽器を弾く場合、ただ弾くだけではなく理論や仕組みを知らなければいけないので自然に音楽的な知識も身についていきますし、道具(ギターで言えばエフェクターだったり、バイオリンで言えば弓など)によって音色が変わる場合もあるので道具にも詳しくなります。

そもそもキーボードやエレキギターのようにアンプやケーブルがなければろくに音も響かない楽器もありますがボーカルは身一つあればなんとかなります。
「マイクという道具があるのでは?」という声も聞こえてきそうですが、マイクはライブハウスやスタジオすべて完備されているのでわざわざ自分のマイクを買うという発想すらない人がほとんどです。

なので例えばバンドを組んだ時に知識の無さから肩身の狭い思いをするのもボーカルが多いです。
スタジオ練習の際に
「今のBメロの3小節のところのAmの部分だけどそこってキーボードのテンション何弾いてる?なんか不協和音が出ているように感じるんだけど・・・」
といった言葉もボーカルの人の場合。

「なんか今の◯◯(歌詞)のところ、なんか気持ち悪いんですけど・・・」

となります。他の演奏者は歌詞で言われても意外にわかってないので「??」となります。

バンドしている方で心当たりのあるボーカルの方がいれば音楽用語や他の楽器に興味をもつとメンバー内のコミュニケーションが上手くいきますよ。

オープンマイクのお手伝い

機材

最近話しの流れでいろんな相談をされることが多くなっています。先日はあるカフェでオープンマイクの相談をされました。

以前このブログでも書きましたがオープンマイクとは不特定多数の人が演奏目的でお店に来てチャージを払って演奏をしていくシステムです。ライブと違っていいのは演奏者がお客さんでもあるということです。そのため演奏者はライブと違ってお客さんを呼ばなくてはいけない「チケットノルマ」の心配をしなくていいので精神的にストレスなくライブができます。デメリットとしては1回に2曲程度しか演奏出来ないことです。お客さんを呼ぶ必要がない反面お店に行くと誰でも演奏者だと思われてしまうために、お客さんを呼びにくいシステムとも言えます。

そのカフェは名古屋市外にあり、交通の便はあまり良くないため車でしか行きにくい場所です。店長が以前から音楽に興味があり、音楽のイベントをやりたいという希望があったところに僕が通りかかった・・・と感じで知り合いました。

オープンマイクをするのにどんな設備がいるのかをまず聞かれました。オープンマイクをするためにする設備としては誰がきても気軽に演奏ができるだけの設備がいります。

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たとえばアコギの弾き語りの人がいたとすると何が必要でしょうか??

ボーカル用マイクとマイクスタンド、ギター用マイクとマイクスタンドがいります。またそのマイクを接続し音を鳴らす簡易的なPA設備がいります。
ではボーカルマイク×1、楽器用マイク×1、マイクスタンド×2、簡易PAセットがあれば対応ができるかというとそうでもありません。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
では、例えば2人組弾き語りフォークディオだとどうでしょう?
ボーカルマイク×2、楽器用マイク×2、マイクスタンド×4、簡易PAセットが要ります。

他にもエレキギターがきた場合、簡易PAセットでも対応は出来ますが、ギタリストはギターアンプが欲しいと言い出します。

・・・といった具合に考えてみると

ボーカルマイク×2、楽器用マイク×2、マイクスタンド×4、ギターアンプ×2、簡易PAセット
これくらいがあればひとまずなんとかなるでしょう。予算としては・・・15万くらいほしいですね・・・

みなさんも、もし簡易的な音楽イベントに参加される際は機材とか見てみると勉強になりますよ。

譜面の読み方(実践編)②

譜面

昨日は譜面の読み方の前半を書きました。講師などプロの演奏者が譜面を読む時は最初に気をつける部分が違うという話をしました。

今日はその続き「視線の先」を書いていきます。

今回の譜面とはCメロ譜というコードとメロディが書かれたものです。

バンドスコアなどは枚数もあり譜めくりの作業もありますので通常は演奏には使用しません。仮に一般の方のサポートを仕事でしなければ行けない場合があってバンドスコアで渡されるようなことがあっても譜面になおしてしまいます。「ギターのリフやソロなどはどうするのか?」という質問が出そうですが、特徴的なリフがあればそれは別に譜面に書いておきます。ソロは基本アドリブです。どうしても完コピが求められる生バンドによるカラオケ的な仕事がある際はケースバイケースで対応することが多いです。

譜面を読むと言ってもライブやレコーディングなど様々ですが今回は「知らない曲を5分以内の初見で読む」や「知っている曲だが何十曲もあるので譜面を頼りに曲を演奏する」というシュチュエーションで書いていきたいと思います。

講師などプロの演奏者が譜面を読んで演奏する時に一番気をつけることは「ロストしないこと(見失わないこと)」です。逆に言えば見失わなければなんとかなります。

基本的には弾くこと自体は技術はあるので通常の曲でしたら、それほど苦にはなりません。

ミスをすることはありますが、弾いていてのミスはほとんどしません。ミスをするときは勘違いだったり構成を飛ばしてしまったりするミスのほうが危険です。例えばサビが5周くらいリピートするのを4周と勘違いしてしまったり、ソロの後で戻る場所を間違えてしまったりと言う感じです。

なので譜面を覚えてない場合は視線は常に1小節先以降を見ています。基本は次の小節ですが少し先にある別のセクションやリピート記号、ダルセーニョマークなどを見て行き先を頭に入れておくこともあります。また先に気をつけなければいけない箇所がないか確認したりもします。

生徒さんにはこれを説明してもなかなか理解してもらえません。

そもそも次の小節を見て弾くことすら危ういのにもっと先を見ると今どこにいるのかわからなくなりそうですよね?
なので視線を別のところに持っていくときは必ず次に目線を戻す先をマーキングしてから視線を外します。

ただ譜面を読む能力が飛び抜けている人だとまた少し変わります。一線で活躍しているスタジオミュージシャンクラスだと読むスピードも把握するスピードもさらに精度が増します。

上を見ればキリがないですが上に行くほど曲を消化するスピードは速くなります。

譜面の読み方(実践編)①

SCORE

音楽教室に通っている方の多くが思うことに

「先生みたいにあんなにすらすら譜面が読めて弾けたら楽しいだろうなぁ・・・」
があると思います。僕もよく生徒さんに言われます。

今日は講師などプロの演奏者と生徒さんとで譜面の読み方はどのように違うのかを書いていきたいと思います。
生徒さんの技術にもよるので正直譜面を読むスピードとギターの上手さを比較する

ことは難しいです。バンドスコアばかり読んでいる人と、コード譜ばかり読んでいる人、耳コピ中心の人では持っているスキルが違います。

講師などプロの演奏者と生徒の一番の違いは「初動」と「視線の先」にあります。

【初動】みなさんは譜面を渡されたら何をまず見ますか?僕の経験だと生徒さんが見ているのは「難しそうかどうか」ではないでしょうか?
譜面がゴチャゴチャしてたら「難しそう」シンプルだったら「簡単そう」という発想です。これはあながち間違ってはいませんが、プロは違います。

まず、弾くまでにどれくらい持ち時間があるかが鍵になってきます。例えば5分あるとすると結構しっかり見れますが、1分だと優先順位をつけながら譜面を見る必要があります。

まず一番大事なのは「構成」です。コードをちょっと間違えたくらいであれば大事故にはなりませんが構成を見失うと戻ってこれなくなります。なのでまず最初にリピート記号の位置やダルセーニョの位置などを確認し、必要であれば蛍光マーカー等で印をつけていきます。

次に自分の役割です。ギターとボーカルだけなのか、トリオなのか、バンド編成なのかで役割が違ってきますので役割に応じた弾き方のシュミレーションをします。そのため、曲のキーやコード進行、テンポ、みんなで合わせる場所がないかなどを確認します。

また不自然なコード進行がないかも確認します。不自然な部分はあまり経験がないコード進行なのでボイシングや手癖が一瞬遅れたりします。逆に2-5-1などの何万回も経験したようなコード進行は目をつむっていても弾けます。

なのですでに譜面を渡されて最初の数分で行う行動が講師などプロの演奏者と生徒さんだと違うのです。

続きはまた明日書きます。

EQについて

EQ

今日は普段ギターを弾いている人もボーカルをしている人もレッスンではあまり聞かない音楽用語はいくつもあります。でもその中でも知っておいたほうが良い音楽用語として今日はEQの話をしたいと思います。

EQとはEqualizer(イコライザー)の略称であり、周波数特性を変える音響機器のことを指します。・・・って言っても難しいですよね。音楽用語を使わずにものすごく簡単に言えば
「音がこもっている」→EQをかけるて低い音を小さくする→「こもり」を解消する。
「ボーカルがキンキン聞こえてうるさい」→EQをかけるて高い音を小さくする→ボーカルがキンキン言わなくなる。
「ピアノとギターの音がかぶっていてギターが聞こえづらい」
→EQをかけるてピアノの高音を少し小さくして低音と中音を少し上げる、そのかわりギターの低音と中音を少し下げ、高音を少し上げる→ピアノとギターの音が分離して聞こえるようになる。

といった具合です。(※実際にはこんなに単純ではありませんが・・・・)

ライブをする際やレコーディングをする際にはこのEQを掛ける作業が不可欠です。
この作業をしないと臨場感がないばかりか薄っぺらい音になりますし、聞こえづらかったりしてしまいます。

このEQは音の高音や中音、低音などを調整できる音響機器です。人は高音ばかりに音が偏っていると上手く音を聞き分けれませんし、低音域に音が偏りすぎても上手く聞き取れません。なのでバンドなどを例にとってもドラムとベース、ギター、ボーカルで低いところから高いところまで幅広い音域を出すことで臨場感を出しています。人の耳が聞き取れる(可聴域)をフルに使おうということです。

楽器を扱う人でもある程度ライブやレコーディングをする人は皆さん知っていますし、DTMをされる方は知っていないとまずい単語でもあります。
プロのPAさんだとこれを数値で把握していて低域だと60Hzとか高音域だと8000HZとかを耳で聞き分けられます。プロの中でもトップクラスの方だと信じられないような精度で聞き分けれられます。

エレキギターやエレキベースを弾いている方だとアンプやギターにEQのつまみがついているはずです。簡易的なものだと高音と低音を一つのツマミで操作できる「TONE」と書かれていますし通常のものだと「BASS(低音)」や「TRIBLE(高音」と書かれているはずです。

音が気に入らないときは調整してみましょう。

音楽をライフワークに

ライフワーク

僕は生徒さんに言われてとても嬉しかった言葉があります。

「先生、私、ギターがライフワークになりそうです」
という言葉をもらった時です。

教室の目的の一番は当然「生徒が上達すること」。それは講師の目的でもあります。
でも僕はここ10年ほどは上達するのは結果であって、実際の目標は別にあるのではないかと感じるようになりました。それがさっきの言葉「ライフワーク」です。

ライフワークとは自分の人生の中で一生かけて学んでいく事を指します。
僕に「先生、私、ギターがライフワークになりそうです」と言った生徒さんはギターを今後やめることはないと心で感じたのだと思います。

レッスンに通っていても全員にとって楽器がライフワークになることはありません。僕の感じた感覚だと楽器を勉強している方は日本に何万人もいらっしゃると思いますが、その半数以上の方はライフワークになることはないように感じます。それでは残りの半分はライフワークになっているのかと言われるとそうではなく、おそらく5割は何らかの事情でギターをやめてしまい、残りの5割の人の中に1割ほどライフワークになりそうな人がいるといった印象です。ここらは僕ら音楽講師の力が足りないのを実感させられるわけですが・・・・

元々「ライフワークにする」という概念自体が曖昧なため本人しかわかりえないですし、本人ですらわからないとも言えます。そう言ってもおそらく20年続いた方はやめないと思いますが、10年やっていてもやめる人はいます。

ライフワークの定義やらはひとまず置いておきます・・・・話を戻すと僕の究極の目標は音楽(楽器)が生徒さんのライフワークになるということです。ギターやウクレレ、ピアノ、楽器は何でも構いません。それがライフワークになることで人生がより色鮮やかなものになることは間違いないからです。定年退職して何していいかわからない方も音楽があれば余暇を楽器の練習に使えますし、音楽が人と人とを結びつけるので孤独にもなりにくくなります。

ポワンポワンスタジオのポワンはpoint=点のこと、フランス読みです。点と点を結ぶように人と人、音楽と人、生活と音楽を結びたい。そんな思いが込められています。

音楽の秋

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めっきり寒くなってきましたね。名古屋でももう長袖でちょうど良いくらいです。

さて、秋といえば「食欲の秋」、「運動の秋」。そして・・「音楽の秋」!!
昔から「◯◯の秋」という言葉がありますが、秋は何かを始めるにはちょうど良い季節です。実際に教室に入校される方も、春と同じくらい秋も多いのです。

ではなんで秋に何か始めるのに適しているかというと、
・夏が終わっていろいろな予定が一段落つく時期
・気候もちょうどよく夏だとだるい感じになりそうだし、冬だとおっくうになるのでちょうど良い。

という感じでしょうか。
音楽などの習い事を始めるのはなんでも「きっかけ」があると始めやすいです。なかなかやりたくても腰が重くて上がらなかった方などは「やらない言い訳」よりも「はじめる言い訳」を考えるといいと思います。

ギターでもウクレレでもピアノでも音楽は心を豊かにします。生徒さんと話していても教室に通い始めて良かったことは楽器が上達するという意見の他に「一人で練習しているよりも定期的にみてもらったほうが生活に張りがうまれる」という人が多いのです。

たしかに一人だと上手くなっているのか、その練習法でいいのかわかりませんし、何よりも「良い、悪い」と評価をしてくれる人がいるのは大切です。「一人で楽しみだけでいい」という人でもやはり上手くなっているかの評価があると練習にも身が入るようですね。

「もうすでに楽器を習っている」と言われる人は、目標設定をおすすめします。
何かを始めるのにちょうど良い季節は、さらなる目標設定をするきっかけにも良いと思います。「発表会に出る!!」でもいいですし、「◯◯という曲を弾けるようになる!」でもいいと思います。自分の中でちょっとだけハードルを上げて取り組むきっかけにしてもらえれば幸いです。

音楽専門学校では何を学ぶのか?④

音楽専門学校

昨日まで3回音楽専門学校で学ぶことを書いてきました。
結論として音楽専門学校にはどういう人が行くべきなのでしょうか?

まずひとつ言っておきますが音楽専門学校を出たからと言ってプロレベルの技術を持っているとは限りません。入学しやすく卒業しやすいのでこれを読んでいる方の中でどんなに自信がなくても音楽専門学校には入れますし、普通に通うことができれば卒業もできます。単位はありますが卒論もありませんし、試験もありますが留年は出席日数が足りない以外ではありません。

なので音楽専門学校に入ればプロの技術が習得できるとは思わないでください。(僕も「音楽専門学校卒」の肩書は全く信用いてません・・・・)音楽専門学校に入ってすべての講義がしっかり理解出来ていることが絶対条件となります。もしそういった考え(音楽専門学校に通いさえすればうまくなるだろうといった)の方がいたら音楽専門学校がおすすめできません。

また何になりたいのか自分でもよくわかってない方が気の迷いで「音楽好きだから音楽専門学校でも行こうかなぁ・・・」というのも駄目です。何になりたいのかがわからない人が専門分野を学ぶ学校へ行っても技術も気持ちもついていけません。

音楽専門学校に行くなら貪欲にそこにいる講師全員のスキルを奪うつもりで行くくらいが良いと思います。音楽専門学校の講師と仲良くなると仕事などを紹介してもらえることもあります。もちろんバンドでメジャデビューしたい人は仕事を紹介して貰う必要はないかも知れませんが音楽業界はコネクションで動いてます。そういう意味では音楽専門学校は知り合いが増やせる場所と言えます。

これは名古屋だけの話かも知れませんが、音楽専門学校に行ってその後30歳以上になっても音楽業界に入る確率は5%以下です。卒業して1年ごとに半減していくといった印象です。これはギターの生徒での傾向なので音響学科とかだともう少し数字があがるかもしれませんし、パートによっても若干違うかと思います。

なかなか現実は厳しいですね。