コードは理屈で覚える①

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2022.05.15

コードは理屈で覚える①

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「コードは理屈で覚える①」です。

ギターを弾くうえで欠かせないのがコードを覚えること、バンドスコアのTAB譜を読むだけなら確かにコードの知識が0でも特に困らないように感じるかもしれませんが、コードの知識があればバンドスコアを弾けるようになるスピードや覚えるスピードが段違いに変わってきます。

ただこのコード本気で覚えようとすると数千個程度になります。英単語で考えるとその大変さがわかると思います。事実生徒さんにそのことを伝えると「・・・・無理です。」と言われます。僕等講師はその数千個を使っているのですが正確に言えば覚えているわけではありません。覚えていると言えるのはせいぜい100個くらいで後はそれの応用で数千に増やしているのです。

本当に数千個ものコードを使うのかと言われると常時使うのはおそらく100個程度です。1曲だと多くても20個くらいまでだと思います。
初心者の方だと50個程度覚えていれば大抵の曲は弾けます。

コードを覚えるときのコツは1つのコードを12個にするということです。

例えば簡単な例であげるとFコードで説明すると理解が早いです。
Fのコードを右にその形のままずらすと「F#」というコードになります。
そしてそのF#のコードをさらに右に1つずらすと今度は「G」というコードになります。

右に1つずらすごとにコードの名前が変わります。
F→F#→G→G#→A→A#→B→C→C#→D→D#→E→F

という感じです。なのでFの形さえ覚えてしまえば右に動かすだけで12個のコードに変化するのです。

これを使うと例えば1200個のコードも100個コードを覚えればいけるという計算になります。

ただこれだけだとまだ効率が良くありません。これだけではないんです。

では先程のFの中指を離すと・・・Fmになります。
そしてさらに小指を離すとFm7になります。
またFから小指を離すとF7に・・・という流れで同じ押さえ方から沢山のコードが作れるのです。
Fが「Fm、Fm7、F7、FM7、Fm7-5、Fdim」とFを入れて7個になりました。実際はこれにテンションコードというコード迄入れるとこのFの形から派生するコードはもっと多くなります。仮にこの6個だけとしても先程のずらして新たなコードを生み出すやりかたも使うと、
7×12で84個、1つのコードが84個になります。すごくないですか?

次回はまた別のコードを覚える方法を教えます。

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