コードってなぁに?③「5度」

5度

今回はコードってなぁに?の3回目

前回は音楽理論、コード理論に沿って、根音(root)や3度の音について書いていきました。今回はその続き、5度の音から書いていきたいと思います。2回めを読んで無い方はそちらからお読み下さいm(_ _)m

 

5度は根音から数えて5番目の音になります。鍵盤上で言うと半音7つ分上です。
ド、ド#、レ、レ#、ミ、ファ、ファ#、ソ といった具合です。

ただ、5番目の音まで半音6つ分しかない場合もあります。
例えば「シ」が根音だった場合「ファ」は5番目の音ですが、
シ、ド、ド#、レ、レ#、ミ、ファ
と半音6つ分しか間隔がありません。
このような場合は通常の5度よりも半音分間隔が短いので「減5度」と言います。 続きを読む

コードってなぁに?②「3和音」

3和音

今回はコードってなぁに?の2回目

前回は起源や歴史的な背景を書いていったので今回はいよいよ理論的な話になっていきます。
前回を読んでなくてもお楽しみいただけます。

できるだけ誰にでもわかるように書きたいところですがところどころ専門的な言葉が出てきますのでご容赦ください。

前回も書きましたがコードとは五線譜の各小節の左上に書かれている「Cm」とか「B♭」とか「G7sus4」とかいった記号のことです。ポップス、ロック、ジャズ等のミュージシャンはコードを頼りにフレーズを作ったり、ソロを考えたり、アレンジをしたりします。逆に言えばコードがなければこれらの音楽は機能しないと言っても過言ではないでしょう。

初級者~中級者のミュージシャンのほとんどがこのコードを「コードフォーム」として丸暗記しています。教本などを見ても、ギター、ウクレレ、ベースなどコードをベースとして書かれていることに気づくでしょう。このコード。深く知ると何十倍も速くコードを覚えることが出来るのでその説明をしたいと思います。 続きを読む

コードってなぁに?①「起源や背景」

コードフォーム

コードってなぁに?

今回から数回は「コード」について書いていこうと思います。

今回はコードが何かを起源や歴史的な背景から書いていきます。

バンドスコアや五線譜等に「Cm」とか「FM7」とか「B♭m7-5」とか書いてあるのを見たことはあるでしょうか?

ピアノ譜などクラシック系の譜面以外のポップスやジャズ、ロックなどの譜面を見てみると五線譜の上辺りにアルファベットが書かれているのを見つけるはずです。

また、「コード(コードネーム)」という言葉も音楽をやっていると一度は耳にしたことがあるかと思います。

このコードは日本語で書くと「和音」です。いくつかの音を一緒に鳴らした時の音の集合体の事を言います。

よく音を擬声語で表すことがあると思いますが「ジャーン」といえばイメージが湧きやすいと思います。 続きを読む

お勧めコピー曲:ONE OK ROCK:The Beginning

oneokrock

お勧めコピー曲:ONE OK ROCK:The Beginning

今回はお勧めコピー曲シリーズ「ONE OK ROCK:The Beginning」です。

ギターやベース、ドラム、ボーカル、こう聞くと「バンド」を思い浮かべます。

これらの楽器の練習をする際に基礎練習とは別にコピーをするのが一般的です。
中には基礎練習なしてコピーに明け暮れている人もいるかもしれません。

上手くなるためには基礎練習が必要ですが、楽しむためには、はじめはコピーが一番です。

ただ初心者~中級者だと何の曲がどれくらいのレベルなのかわからないことも多々あります。
やりたい曲が自分のレベルにあっているかもバンドスコアだけ見ていてもわかりません。

そこで今回はバンドでやるのにお勧めな曲を難易度と共にあげていこうと思います。


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ギターが上手くなると見える世界③

レッスン風景

今回は「ギターが上手くなると見える世界」③

「ギターが上手くなると見える世界」を箇条書きにしてその詳細を書いていこうと思います。


・譜面をみるとそれを弾いた時の指や状況が頭のなかに浮かぶ。
おそらく今まで弾いた運指が浮かんでいるのだと思いますが、何百曲、何千曲も曲を弾いていると同じようなフレーズはたくさん出てきます。
なので弾く前に運指が出てくる時がよくあります。特に教本系の運指は半分くらいは弾いたことがあるフレーズで出来てますので比較的初見でも弾きやすいです。

・コード進行を見ると頭のなかで勝手にコードアレンジしたコードが出てくる
アレンジを良くする人やジャズ系のミュージシャンにはよくある現象かと思います。ほとんど職業病に近いくらい反射的に出てきます。

今までそのコード進行でアレンジしたことのあるコードアレンジが何パターンか出てきます。生徒さんはびっくりしますがその場で考えているというより記憶が勝手に出てくるといった感じでしょうか。

・街中やカフェなどで流れている曲が気に入らないと頭の中で勝手にアレンジが始まる。
これも先程のパターンです。気に入らないと良いパターンに勝手に置き換えようとします。
おそらくこれはミュージシャンの側面と講師の側面の両方から出来くるのかと自己分析していますが・・・

・曲を聞いているとその曲と同じコード進行の曲があるとその2曲がリンクをはじめ、収拾がつかなくなる。
コード進行とテンポが似てると似てる曲が頭のなかで混ざります。

・ストリートで演奏している人などをみると数秒でその人の改善点がずらっと浮かんでしまう。
これは講師としての職業病ですね。耳がそっちに直通で通じているのだと思います。
「あ~こうしたらいいのに・・・」とかもちろん言いませんけどね(笑)

番外編ですが、生徒さんがどれくらい前回から練習してきたかもわかってしまいます。
また生徒さんがなぜ練習できなかったかを説明してくれるときには、今まで同じような説明をしてくれた生徒さんの顔が浮かんできます・・・


ざっと思う付いた事をかくとこんな感じでしょうか。

これは僕の見える世界なので他のミュージシャンの見える世界は違います。
僕は見えても他のミュージシャンには見えないものもあれば、僕が見えないけれども他のミュージシャンには見えるものもあります。

例えば僕には絶対音感は無いので譜面を見ても頭の中で音はなりません。でもコード進行をみると相対的な音はなりますし、リズム譜を見ればリズムはなります。

オーケストラの譜面を書く人だとたくさんのパートが書かれているものをみると全てのパートが頭の中で鳴る人もいますし、
流れている音楽の譜面が頭の中で譜面として書ける人もいます。これらは僕には出来ません。

結局ほとんどの事柄は今までの練習や経験の積み重ねが無意識のうちに顔をだすようになっただけで、きちんと説明すると大したことはありません。
ただ、無意識レベルでそういった経験が顔を覗かせるようになるのには、膨大な時間と練習は必要かと思います。

生徒さんから「どうやったらそんな風になれますか」と聞かれることがありますが、結局は練習の積み重ねしかないんですね。

何か特殊な能力を持っていたり、特別なセンスを持っているように感じる方もいますが、基本的には同じ人間です。
あえていうのであれば人よりも練習を楽しむことが出来て、忍耐強い面はあるかもしれません。

最後までお付き合いありがとうございました。
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ギターが上手くなると見える世界②

ギターの風景

今回は「ギターが上手くなると見える世界」②

前回はギターが上手くなると見える世界の導入部分を書きました。
今回はその続きです。前回も書きましたが、僕が感じる部分を書いているので全てのミュージシャンが感じるわけではないので悪しからず・・・
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・作曲者の意図がわかる(時がある)
これは先程の「初めて聞く曲の続きがわかる」とも重なりますが、作曲は思いついたままに紡ぎ出しているだけではなく、ある程度出てきた時にまとめる作業が存在します。作曲した曲にはアレンジが入ります。似たような曲が他にもある時はリズムやコード進行に修正が加えられますし、出来るだけ同じような曲になることを避ける傾向にあります。またバラードばかりだといけないので、アレンジによりアグレッシブに作り変えられたり、他の曲とのバランスによって姿を変えることもよくあります。そういった作曲者やアレンジャーの意図が譜面を読んだり、弾いたりすると共感するケースがあります。
ただこれはいつもではなく時によってくらいですが・・・

・演奏者の意図がわかる(時がある)
曲を弾く際、いかにミスを少なく、精神的に演奏に集中できるかは全てのプロのミュージシャンが考えます。
(内容にもよりますが・・・)
その為、運指といって、どう効率よく指を動かすか、などもとても重要なポイントになります。
レッスンでTAB譜などを読んでいるとき、TAB譜を作成した人、もしくは演奏者がなぜその指をそこに使用したかを考えますが、
「なるほど」という時もありますし、「え~そこはこっちのほうが・・・」と思う時もあります。
クラシックの曲の運指の芸術的な動きに感動することもあります。

 

・曲を覚えるスピード、理解するスピードが一般の方の何十倍も速い
生徒さんが持ってきた曲を一緒に弾いて、翌週、生徒さんに演奏見本を見せる時に一週間前よりも上手く弾けます。
もちろん僕は一週間その曲のことは忘れています。一週間前に弾いた時に運指を覚え、翌週まで覚えていたんですね。

たまに、自分でも「自分って凄い!!」と思う時があります。
一週間前にオリジナルを作ってきて聞かせてくれた生徒が同じ曲を聞かせてくれた時
「あれ?先週はここのメロディー、こんなメロディーじゃなかったっけ??」と確認し、実際に先週の生徒がスマホで録った録音を聞いた時に自分の方のメロディーがあってた時はそう思いました(笑)2~3回あります。

・コードや音符を流れで読む
曲を理解するスピードが早い理由は幾つものコードやメロディーをまとめて覚えるからです。
一般的なポップスやロックなどは理論上コード進行がある程度のルールの中で進行しているので同じ展開がよく出てきます。
特に有名なのが1-6-2-5と呼ばれるもので、コード進行を数字で表したものです。

そういったコード進行の塊で覚えていきますし、コードとコードの相関関係もわかっていますので覚えるスピードも格段に速いです。
どれくらい速いかというと、みなさんが16桁の数字を覚えているのを4桁の数字で覚えるくらい違います。

16桁の数字は覚えるのに時間がかかりますし、長時間記憶しておくのは大変です。でも4桁ならできそうですよね。

・頭の中で複数の楽器を同時に鳴らすことが出来る。
これはミュージシャンの中でも出来る人とできない人がいます。
アレンジが得意な人はできると思いますが、そうでない人はミュージシャンでも難しいかもしれません。

ただ複数の楽器を鳴らすイメージだと無理なので複数の楽器を一つの楽器と捉えて頭でならすといった表現が正しいのかもしれません。
みなさんが家族の集合した映像を頭に思い浮かべることが出来ても実際は一人一人をバラバラに認識しているのではなく「家族」としての単位で認識していることに近いと思います

 

次回(「ギターが上手くなると見える世界」③)へ続く
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ギターが上手くなると見える世界①

ギタリストが見える景色

今回は「ギターが上手くなると見える世界」を見ていこうと思います。

世の中にはいろんなプロがいます。プロ中のプロと言われる人もいます。
プロだから凄いというわけではありませんが、見えている世界はあきらかに違います。

プロとそうでない人の一番の違いは手際の良さです。僕はたまに趣味でDIYをすることがあるのですが、大工さんの手際の良さには感動します。速いのと精度が高く、迷いもありません。僕のような素人がやるとやり方は分かってもではどのパーツを使えばいいのか、どの手順で進めればいいのかなど取り掛かる前に時間を食って結局頼んだほうが安くつくなんてこともあります。

音楽の世界にはいろいろなタイプのプロがいます。ストイックな人の割合も高く、プロギタリストの大半は馬鹿が付くくらいのギター好きが多いです。
僕はギタリストなのでギタリストの目線から「ギターが上手くなると見える世界」を書いていこうと思います。

よく「それだけギターが弾けたら楽しいでしょうね」と言われることがあります。

実際に楽しいのは本当です。でも満足したことは一度もありません。
これは僕だけではなく、ミュージシャンの中で現状の技術で満足している人はほとんどいないのではないでしょうか?

ミュージシャン(音楽家)にとって音楽とは「言葉」です。

ミュージシャンにとって「それだけ楽器が弾けたら楽しいでしょうね」

という言葉は日本人にフランス人が「それだけ流暢に日本語が話せたら楽しいでしょうね」

と聞いているようなものです。

みなさんがそう言われたらどう思いますか?

言われてみればそうかも知れないけど、周りのみんなも話せるし、気づいたら話せてた。
というのが本音でしょう。楽しいかどうかは「話す人による」ところが大きいとも思いますし・・・

楽器も一緒です。楽しいかどうかはどういうシュチュエーションで何を弾くかによります。

人はできるようになるとそれが当然になります。日本語を話せても、説明が上手いかは別の話ですし、人の心を動かせるかは日本語のスキルだけではありません。コミュニケーション能力は別ですし、いかに難しい言葉を知っていても人に何かを伝えるのが苦手な人もいます。

少し話がずれました。
せっかく「ギターが上手くなると見える世界」をするのですから一般の人が聞いて「おおっ」という事を書いたほうがいいですね(笑)

今から書くことは僕には当てはまりますが、ミュージシャン全般に当てはまるのでは無いのでそれだけはご承知下さい。
箇条書きにして説明を追加していきます。

【ミュージシャン編】
・初めて聞く曲の続きがわかる

これは作曲やアレンジがそれなりに出来ないと出てこないです。「続きがわかると言っても」断言できるのではありません。
コード進行やメロディーラインはある程度理論や法則、傾向にそって動いています。また作曲する人も0から作曲しているのではなく、あくまで今まで聞いたことがあるフレーズを脳が分解して再構成していることのほうが多いのです。

そうすると曲が流れていた時にその続きもそれなりにはイメージできます。わかりやすいときだとドンピシャの時もありますし、普段であれば何パターンかが浮かびそのどれかに近い場合が多いです。もちろん違う場合もたくさんあります。良い意味で裏切られる時もあり、そういう時はとても楽しい気分になります。逆にドンピシャの時はとてもその曲とアーティストに対して残念な気持ちになってしまいます。。。。

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真夜中のギター練習

夜中のギターレッスン

夜中のギター練習&ウクレレ練習

今回は夜のギターの練習方法について書いていきたいと思います。


仕事から帰ってくるのが遅くて21時を過ぎてしまう方。
21時からギターをかき鳴らす・・・という訳にはいきませんよね。
エレキギターならいいのですが、アコギはそうはいきません。
ウクレレとかも音は多少はするので近所迷惑にならなくても家族から苦情が出るという人もいます。

一人暮らしの方は隣に音がいかないか心配しますし、家族と住んでいる方は家族に気を遣って練習を控える方もいます。

音対策として一番多いのは時間帯を分けて弾く方だと思います。
ただこれは平日の昼間に仕事をしている場合は無理ですし、平日に仕事をしている人の割合の方が高いのでこの方法はあまり参考になりません。

これから一人ぐらしを始めるようと考えている方で音の心配をしている場合は比較的対策が取りやすいです。
現在一人暮らしをしてる方も参考になるかもしれません。 続きを読む

日本と外国のコード表記の違い

earth

今回は「日本と外国のコード表記の違い」
です。

よく音楽に国境は無いっていいますよね。
ある部分では「そうだなぁ」とも思いますし国境を感じる時もあります。

やはり歌詞の意味がわからないの困ることもあります。
フォークソングのような歌詞が重要なファクターとなるジャンルの場合は尚更でしょう。

逆にインストゥルメンタルやクラブ音楽、クラシック音楽などはあまり感じません。

譜面の世界では実はそんなに違いはありません。海外の譜面を見ていても少し違いを感じることはありますが意味がわからないことはあまりありません

あるとすればその国の言葉で注釈がつけられている時くらいでしょうか?
ただ、コードなどは知ってないとちょっと??がつく時もあります。最終的に感じるのは日本人の性格が譜面に出てるなぁ・・・という感想でしょう。

今回はコードの日本と海外の違いを見ていきたいと思います。

最初に日本と海外との違いと行っても日本では絶対にしない表記があるというわけではありません。今の時代やはりグローバルなので向こうでやっていることはこっちでも多かれ少なかれ行われています。僕が海外の表記と書いたものでも使われいたりしますのでその点はご承知おきください。

前回コードについて書いていった時に
「Cm7」という表記をしていました。これは日本においてはこれがメジャーだからです。でも日本でも別の表記はします。
「C-7」という表記です。「m(マイナー)」を「-」で表しています。
また「CM7」という表記に関しても「C△7」と書いたりします。

僕も正直どちらも使用します。特にこの時はこちらを使わなければいけないというルールはありません。

なぜ「m」の代わりに「-」を使うかというと「m」を使用する際は3度の音が半音下がるのは前回までの「コードってなぁに?」で書いたかと思います。
下がる=「♭」=「-」という発想ですね。いつからこの表記が存在しているのかは僕は知りませんがおそらく海外のthe real bookという昔からある楽譜集が「-」表記ですので「-」の方が一般的だったのかもしれません。

この3度の音を表す「m」ですが日本だと「-」か「m」ですが、海外だと「min」や「mi」という表記も結構見受けられます。これは「minor」の略ですね。
もともと「m」自体も「minor」の略だったので不思議はないですが・・・そのまま略さずに「minor」と書くこともあるようです。

またCM7などの「M」が「△」になるのは△はトライアド(三和音)という意味があるからなのと、「M」は走り書きをすると「m」と間違えやすいからです。僕も「M」で書く時は「m」に見えないようにしっかりと角と大きさには気をつけますが、急いで譜面を書かざるえない時も多々あるのでそういう際は△を使うようにしています。これも海外だと「Ma」、「Maj」や「Major」と書かれたりします。

これは海外のウィキペディアのページですが、詳しくはここに書かれていますね・・・まぁ読めないんですけどね・・・
https://en.wikipedia.org/wiki/Chord_%28music%29#Added_tone_chords

こうやってみるとルールもそんなに難しくないですよね。いきなり初見だと戸惑いますが。
ただ上記以外のイレギュラーな表記も見たことがあります。
ブラジルは「CM7」を「C7M」と逆に書きます。

僕もボサノヴァの譜面をネットで探してた時にこれにぶつかった記憶があります。
その時はどこの国の譜面かどうかも全くわからなかったのですが、ブラジルだったんですね。

言葉よりは差がないのでちょっと予習をすればなんとかなりますね。
ただ、コード自体が苦手な方はどの道頑張らなくちゃいけませんけどね・・・

速弾きが速くなる方法:左手

速弾きギター

今回は速弾きが速くなる方法の最終回。左手のことについて書いていこうと思います。

前回まで右手の事を書いてきました。では右手に移ります。

左手は薬指と小指の連携が肝になります。
試しに机の上に左手の5本の指を置いてみて下さい。
そして全ての指を置いた状態で人差し指だけを上げたり下げたりしてみてください。
次に中指、薬指、小指の順番に上げたり下げたりしてみてください。

そうすると薬指だけ異常に上がりにくいことに気づくと思います。

薬指は小指と中指の神経と繋がって動いています。

よく飲み物を飲む際やカラオケでマイクを持つ際に小指だけあがる人がいると思います。
本人たちは小指を上げていることに気づいてません。意識ではなく本能的に反応してしまうのです。

ギターだけでなく、ピアノやバイオリンなど手を使うほとんどの音階楽器でこの薬指問題が出てきます。

その為、バイエルや様々なメソッドが出てきます。手の各指を分離させ脳からの命令を混線させないような訓練が考案されたのです。

ではギターではどのようにしていけばいでしょうか?

ギターにも様々なトレーニングがあります。特にクラシックはメソッドも体系化されているので非常に無駄なく覚えることができます。
エレキギターも様々な人がメソッドを考案しています。日本で手に入るものだとバークリーが発行しているものが良いと思いますが、五線譜なのでTAB譜しか読めないとちょっときついと思います。

ひとまずは前回あげた「クロマチックアプローチ」を使用して下さい。
これだけでも随分な練習になります。

もし薬指を中心としたトレーニングを希望するならば下記のフレーズを弾くと良いと思います。

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432432432432432
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前回と同じく
2・・・中指
3・・・薬指
4・・・小指
ですが、人差し指はフレット上に付けたままです。
また必ずオルタネイトで弾いて下さい。

弾いているとわかりますが先程のクロマチックアプローチに比べて指がもたつく印象がないでしょうか?
これは先程書いたように薬指を中心としたフレーズになっているので神経が絶えず混線しそうになっているからです。

脳からでた小指を上げる指令は薬指にも到達します。なので小指をあげようとすると薬指も上がろうとします。
逆にそれを防ぐために薬指に押さえる指令を出すと、今度はその指令が小指にも行ってしまいどちらにしてもお互いの動きの障害になります。

ただ、これは何度も繰り返しているうちに脳が障害を理解し、指がつられなくなってきます。

僕はあまりその方面に詳しいのではないのであまりこれ以上は語りませんが・・・

ある程度慣れてきたら他の弦でも行って下さい。指が3本なので最初の小指はダウンピッキングですが次の小指はアップピッキングになります。
またずっと繰り返しているとだんだん訳がわからなくなってくるかもしれません。オルタネイトピックングがきちんと出来ているか確認しながら行って下さい。

何度も言うようですが練習はゆっくりからはじめて段々スピードをあげます。
また残念ながらこの練習法をしたからといってすぐに上手くなるわけではありません。
ただし一つ一つの音の質が今までよりもかなり良くなるはずです。スピードも大切ですが、スピードよりも大切な出音が最初に良くなって、その後スピードがついてくる感じでしょうか。

速弾きですがテンポが10上げるのに1年かかることもあります。忍耐強く長期間覚悟で取り組んで下さい。間違っても数日で出来ると思わないで下さい。

テンポ100の16分まではそれほど時間はかかりませんがそこからは少しづつ改良を繰り返しながら感覚も養いながら取り組んで下さい。