アイドル、バンド、クラブDJの音楽的相違

テクノ

今回は音楽シーンを牽引する「アイドル、バンド、クラブDJ」という3つのグループの音楽的相違について書いていきたいと思います。

本来はここにクラシック音楽やヒップホップ、ジャズなど様々なカテゴリーの音楽を並べるべきですが、煩雑さを避けるためにあえて皆さんに馴染みの深い音楽を比較して書いていきたいと思います。

結論から言うと今回この3つのグループの違いを知っていただくことで音楽の楽しみ方が変わる人がいたらいいなぁという気持ちで書いています。

アイドルとバンド、クラブDJはどれもCDをリリースします。ヒットチャートなどもこの3つを一絡げにして取り扱っています。
取扱に異論はありません。ヒットチャートはどれがヒットしているかが大事であってその内容や哲学や方向性などは元々示そうとしてないからです。

ただ一般リスナーの方々がこの3つを同じ土俵に並べてしまうのには危険を感じます。それはこの3タイプは全く違う音楽性で活動しているからです。

もちろんこの3タイプのグループが同じ方向で曲を書くことは可能です。例えば愛や平和をテーマに曲を書くことはどのグループにもできます。

アイドルの曲をバンドが演奏することも出来ますし、バンドの曲をクラブDjがリミックスすることも出来ます。
逆に言えばだから尚更一般の人たちは同じ土俵に並べてしまうとも言えます。

ただアイドルの曲を聞く感覚でクラブDJのリミックスを聴いてもしっくり来ません。
クラブDJのリミックスにはただ低音がループし続けているものもたくさんあります。
僕も昔ハウスの曲を知り合いに聞かせたら

「ねぇ、これいつ歌が始まるの?」
と聞かれたことがあります。

そもそも日本の歌謡曲を中心に聞いている人にとっては曲にはイントロがあり、Aメロがあり、サビがあるものだという固定観念がついているのです。

ただそれはポップスの世界の話であり、ハウスやテクノの世界ではそれは常識ではありません。
メロディーが一切登場しない曲もたくさんあります。

このように音楽にはジャンルによって聞き方があります。あまりジャンルというカテゴリー分けする事に関しても好きではありませんが、マクドナルドとフレンチレストランとスターバックスとメイドカフェを同じ土俵に上げるようなものです。全ての場所で飲食は出来ますが、それぞれ求めるものは違うでしょう。

アイドルはもともとエンターテイメントを提供することによって表現が成立しています。ダンスやMC、その他のサービスも含めて表現なのです。
アイドルがミュージシャンなのかアーティストなのかは賛否両論あるかと思いますが、表現という範疇にいれるならそういうことになります。

バンドは曲が表現の全てです。その表現の素材である曲をライブでどう忠実に人に届けることが出来るかが要になります。

クラブDJ(クラブ系ミュージシャン)の表現はもっと曖昧な場所に存在します。テクノなどは歌詞もなければメロディーもないケースがほとんどです。理解できない人は映画のサントラを思いだすといいかもしれません。映画を見ていてアクションシーンで流れる音楽は大抵はアイドルの曲でもなければバンドの曲でもなく、歌詞もなくメロディーも曖昧なものです。効果音として捉えてもいいくらいです。

そのシーンを見ている時に高揚する感覚を味わったのであればその音楽が高揚感を高める効果があったと言うことです。

音楽にはそのように人の精神のリズムを左右させる効果があります。クラブ音楽はその効果に特化したカテゴリーと考えることが出来ます。
クラブという暗い箱のなかで様々な配色のライトがフロアを照らし、スモークが排出され、そのスモークにライトがあたることで音楽と相成って瞑想しているような状況を引き起こします。そこにいる人は踊りながらひたすら精神を高揚させたり沈めたりを夜通し繰り返すのです。

このように考えるとこの3タイプがまったく別物の音楽ということがわかると思います。フレンチレストランにいくつもりでメイドカフェに入ったらその料理におそらくがっかりするでしょう。逆にメイドカフェにいくつもりでフレンチレストランにいったらそのサービスに違和感を覚えるかもしれません。

この3タイプの音楽を聞く際に頭の片隅で覚えておいてもらうと違う聞き方が出来るかもしれませんね。

はじめてのライブ【最終回】

ライブオーディション

今回は「ライブをする」4回目、最終回です。

1~2回目はライブハウス、前回はイベント等でライブをする方法について書いていきました。今回はその他のライブ形式について書いていきたいと思います。 続きを読む

はじめてのライブ【イベント・お祭り】

お祭り

今回は前々回からの続き、「ライブをする」ことについて書いていきます。
前回までが「ライブハウスでのライブ」をするまでのプロセスを書いていきましたので今回はライブハウスでない場所でのライブについて書いていきたいと思います。 続きを読む

はじめてのライブ【続ライブハウス】

ライブ

今回は前回の続き、

前回はライブをする手段の1つライブハウスに出演するのに必要な条件を書いていきました。

【5人以上はお客さんが呼べる見込みがあること】
ということでライブハウスは集客があっての経営です。お客さんが来ないとライブハウスの経営は成り立ちませんので当然1バンド10~30程度のノルマが課されます。 続きを読む

はじめてのライブ【ライブハウス】

ライブハウス

今回はバンドマンにとって最初のステップ。「ライブをする」ことについて書いていきたいと思います。

もしかすると最初のステップはメンバー集めだったり、スタジオデビューだったり、オリジナルの作曲だったりするかもしれませんが・・・・

バンドを組んでスタジオ入ったりして慣れてくると当然「ライブしよう!!」ということになります。ライブをすると言ってもいろんな状況でのライブがありますので今回はいろんなシュチュエーションでの「ライブする」ということについて書いていきます。 続きを読む

お勧めコピー曲:イーグルス:ホテルカルフォルニア

ホテル・カルフォルニア

今回はお勧めコピー曲シリーズ「イーグルス:ホテルカルフォルニア」です。

前回のONE OK ROCKからだいぶ知っている年齢層があがりましたね。
お勧めと言ってもいろいろな好みと年代、ジャンルがあるので選曲が難しいですよね・・・

なので比較的幅広い方の参考になるように選んでいます。

ホテルカルフォルニア(Hotel California)は1976年シンガーソングライター&ギタリストのドン・フェルダーが作詞作曲をしています。ちなみにホテルカルフォルニアは架空のホテルだそうです。メキシコのホテルが勝手にホテル・カルフォルニアのモデルのように宣伝してたのをイーグルスから商標権侵害で訴えられたと先日ニュースになってましたね。

今回は初心者向けではなく中級~上級者向けです。

パート別難易度(5点満点)
ギター   3
ギターソロ 3・5
ベース   3
ドラム   3
ボーカル  3.5
総合    3

この曲はなんとなく弾くだけならそれほど難しくありませんが、良い演奏をしようとすると細かなニュアンスがとても勉強になります。専門学校でも教材として取り上げたことがあるくらいです。

ギター:ギターは2本、12弦ギターも出てきますがなかなか12弦ギターを持っている人はいないと思いますので通常のアルペジオで構いません。一人で2役こなそうとすると途中ソロになった際にカポを外さなくてはいけないのでなかなか1人で弾くのは難しいですが、練習であれば是非、伴奏とソロ両方ともコピーしてもらいたいと思います。

アルペジオですがそれほど難しくはありませんが何度か弾かないと慣れないかと思います。個人的には指弾きの方が簡単なのですが、ピックで弾いた方が練習としてはいいでしょう。
ソロはギターに必要なテクニックがたくさんでてきます。チョーキング、スライド、ハンマリング、プリングなど、チョーキングもハーフチョーキング、クォーターチョーキングも出てきますので音程には気をつけて原曲の音の高さを気にしながら弾きましょう。ちなみにギターはレスポールとテレキャスターなどが使われ、イントロのフレーズは13本ものギターの多重録音となっています。

ベース:休符が多く、日本のロックなどではあまり聞かれないフレーズが多いのとノリがとても重要になってきます。休符の長さなどに注意して弾くと良いと思います。ピックでも弾けますが、実際の音源は指弾きなので指で弾いたほうが雰囲気は出やすいです。

ドラム:歌いながら叩いているので歌わなければそれほど難しいフレーズではありませんが、おかずや抑揚の付け方、雰囲気の出し方などは勉強になるかと思います。ちなみにこの曲は最初は作曲者であるドン・フェルダーが歌っていたそうですが、シンガー&ドラマーのドン・ヘンリーの歌のほうがマッチしたためドン・ヘンリーが歌うことになったそうです。

ボーカル:日本人がこの歌を歌いこなすのはなかなか難しくそういった意味で言えば難易度は「5」なのかもしれません・・・特に男性ボーカルが同じような雰囲気を出すことは至難の技でしょう。ただ、自分らしく歌うというのでよければ英語の発音を除けばキーも普通ですし、歌うこと自体は問題なく出来ると思います。またコーラスも大きな意味を持ちますので、バンドでやるのであればボーカル意外にも歌えるメンバーが1人は必要です。コーラスにもある程度の技量が求められると言えるでしょう。

 

全体的にはこの曲はソロがとても長く、盛り上がる曲です。歌のサビの部分んとギターソロの部分と2ヶ所盛り上がりがあります。また原曲では最後がフェードアウトになってますので実際にバンドで演奏する際は終わり方にも気をつけましょう。

コードってなぁに?⑦(ウクレレ編)

ウクレレコードC

今回はコードってなぁに?の7回目です。
(ウクレレ編)

今回は2~4回目までにやったコード理論を使って今までよりも効率よくコードを覚えていく方法を書いていきます。
まだ2~4回目を読んで無ければ先に2~4回目を読んでからこちらを読んで下さい。


ウクレレの方はほとんどの方がコードダイアグラムに沿って押さえていると思います。
ギターの5フレットの1~4弦とウクレレの開放弦の1~4弦は同じ音階ですので原理はギターと同じです。

ただ、ギターと違ってウクレレで作曲や理論の勉強をする人の割合は低く、作曲や理論に興味のある人はギターを選択しやすい傾向にあるかと思います。 続きを読む

コードってなぁに?⑥ピアノ・キーボード編

CM7

今回はコードってなぁに?の6回目
(ピアノ&キーボード編)

今回は2~4回目までにやったコード理論を使って今までよりも効率よくコードを覚えていく方法を書いていきます。
まだ2~4回目を読んで無ければ先に2~4回目を読んでからこちらを読んで下さい。


ピアノ&キーボードの方でもクラシックを2~3年以上やっていた人は指や耳が覚えている可能性が高いです。
また度数も鍵盤の数で数えられるので理解が他の楽器よりも容易かと思います。
まずは単純にC(ドミソ)を押さえます。その後CM7(ドミソシ)、Cm7(ドミ♭ソシ♭)、C7(ドミソシ♭)、CM7(6)(ドミソラシ)などを押さえ、コードの響きと指の間隔を覚えるように弾いていきます。そうするとコードを展開することで元の「C」の何が変化したかを理解出来るようになります。

例えば「C」から「Cm」。「C」のドミソを親指、人差し指、薬指で押さえていたのであれば、「Cm」は人差し指3度にあたり、半音下がる。といった具合です。

鍵盤なので目で見て指の開きなどでも確認出来るので
「C」→「Cm」→「Cm7」→「CM7」→「C7」→「C7-5」→「Cm7-5」
と指が一本づつ移動したり、増えたりして音が変化するのを聞くことができます。

これをどんどん繰り返していくと指の間隔と度数の変化などがだんだん飲み込めてきます。
そして「C」ではなく「D」、「E」「F」・・・といろいろなコードを増やしていきましょう。 続きを読む

コードってなぁに?⑤(ギター編)

Cm7-5

今回はコードってなぁに?の5回目
(ギター編)

いよいよ実際にこれを使って今までよりも効率よくコードを覚えていく方法を書いていきます。
(2、3、4回目を読んでいないと書いて有ることがさっぱりわからない可能性が高いので遡って読んで下さい。)

楽器ごとで応用の仕方の説明は変えなくてはいけないのでまずはギターからやっていきます。 続きを読む

コードってなぁに?④「テンションコード」

テンションコード

今回はコードってなぁに?の4回目

今回からテンションコードに入ります。
一応誰でも分かるように書きたいのですが、なかなか難しいですね・・・

今回4回めですが2回目、3回目をまだ読んで無い方はそちらを先に読んで下さい。

テンションコードとは
「根音=Root」、3度、5度、7度、でない付属音のことです。

コードが書いてある楽譜を見るとわかりますが、コードについている数字として1~3回目までに、5度、7度は出てきたと思いますが、その他にも
4、6、9、11、13
などが出てきます。これらをテンションコードと言います。 続きを読む