ポワンポワンスタジオ八事教室からのお知らせ

音痴(先天的音楽機能不全)矯正について。

音痴矯正

音痴矯正について。

今回は教室で行っている音痴矯正について書いていきたいと思います。

音痴矯正=ボイトレと思っている方が多いのではないでしょうか?

 

難しくは「先天的音楽機能不全」と言うそうです。

もちろんちょっとした音感の強化やリズム感の強化、発声に関してはもちろんボイトレになるかと思いますし、音痴を気にされている方の多くはそういった方ですのでボーカルの先生に見てもらえればよいかと思います。

ただ、中にはボイトレだけでは改善しない、もしくは改善の速度が遅い方もいます。

もし自分か身の回りの方が音痴ではないかと心配されている方は以下の①~③の項目を御覧ください。

①アカペラ(歌のみ)で歌うと歌詞がなければ(周りの人は)何の曲か誰もわからなくなる。
②(カラオケで歌うと)本人はあっているつもりでも周りの人からするとほとんどあっていない
③歌が苦手で自分で歌っていてもあってるのか間違っているのかもわからない

これらに一つでも当てはまる場合は一度相談されたほうが良いかもしれません。

世の中には完璧に音程やリズムとれる人は殆どいません。完璧ではなくても聞いている人がわからないだけです。
それと一緒で逆に絶対的に音感やリズム感がない人もまたほとんどいません。

あくまで客観的に上手い下手が決められるだけで、プロのボーカリストからすると一般の人のほとんどが(自分より)歌が下手に感じられるかもしれませんし、逆に歌に自信がない人からするとほとんどの人が(自分より)上手く感じられるでしょう。

なのでどうやっても歌えるようになれない・・・ということはありません。練習によって少しづつですが改善していきます。

ただ、理解して頂きたいのが、音痴矯正は音感やリズム感を伸ばす訓練が必要ですので、数日や数週間では目に見えた改善は難しいです。最低3ヶ月~半年はたたないと実感出来ないかもしれません。今までレッスンした方も裏声が出せない方や歌える音程が1オクターブに満たない方、メトロノームに合わせて手拍子が出来ない方、ピアノでだした1音が出せない方など様々な悩みで来校されます。

レッスンの内容としてはまずどこに原因があるのかを探ります。当教室は当然ですが病院ではありません。ただ音痴の原因になっているのが何なのかを探る必要があります。音痴と一言で言っても原因は様々です。音が取れないのか、音は取れているが音をだす際に違ってしまっているのか、そもそも音の高低を声帯が再現できないのか?

こうやって見てみるとやってることは病院の検査に近いのかもしれません。

その後平均よりも目に見えて出来ない箇所を訓練していくことになります。最初はお互いに手探りで進むので講師と生徒のコミュニケーションがかなり大事になってきます。信頼していないとなかなか継続していくのが難しいのです。

僕の生徒さんで10年くらいでバンドを組めるようにまでなった生徒さんもいます。10代半ばから習い始めました。今も若干外すことはありますがどうすれば修正できるかはわかってきましたが、それでも10年かかりました。今では音楽が生活の一部になっていますが、レッスンを受けていなければおそらく苦手意識をもったまま生活をしていたでしょう。

10代~30代くらいはカラオケや合唱などいろいろと歌いたくなくても歌わなくてはいけない状況に追い込まれることが多々あります。歌が苦手なままだとそのうちにカラオケに誘われるのが嫌になり社交性をなくしていってしまう人さえいます。

根気はいりますが少しづつは改善していきますのでお悩みの方は是非相談頂くと良いと思います。

楽器シリーズ(パンデイロ)

パンデイロ

今回は「パンデイロとは」

打楽器です。

前回「カホン」をやりましたが、それならば・・・と続けて「パンデイロ」もやることにしました。

僕個人としてはパンデイロはコンパクトな割りにかなりの役割を担うことができるのでカホンよりもパンデイロを押します(笑)

パンデイロはこんな楽器。

タンバリンみたいでしょ。タンバリンは今まで何度か叩いたことがあると思います。カラオケにも置いてあったりします。おそらくほとんどの方はこのタンバリンに心惹かれた経験はないと思います。そんなに魅力がありそうに見えませんから・・・

でもこのパンデイロはタンバリンに似て非なる楽器です。全然別物です。

こんな楽器で何ができるって?

こちらをご覧ください。
おそらくほとんどの方のイメージが変わるはずです。

これなんて最高!!

山崎まさよしも叩いてます。

タンバリンではこれは出来ません。先生

なにが違うかというと。まずはこの金属の円盤が付いてますよね。これが絶妙にチューニングされていて手首を返したりすることでグルーブのあるリズムを作り上げることができます。

また皮の張力が中心部分と外側とで違うので低音、中音、高音を使いわけることができます。

もともとカーニバルパレードなどで使用されていたのが1920年発明のスルドなどの低音打楽器などの出現によって段々とカーニバルでの存在意義を失っていき、

その後マラバリストと呼ばれるジャグラー(曲芸師)などのパフォーマンスに使用されるようになったそうです。

まぁブラジルと言えばカーニバルとサンバですよね。あの大音量の中だとパンデイロだと少し厳しいかもしれません。

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クラウス・シュライナー著『ブラジル音楽のすばらしい世界』には、こう記されています。

「パンデイロは北アフリカからイベリア半島に入り、 そこですっかり根をおろしてから、ブラジルにもたらされ、アフリカから来た黒人たちがブラジルでパンデイロを新たなアフロ=ブラジリアン的な楽器として消化したのである」

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もともと黒人の人たちが奴隷としてアメリカ大陸につれてこられたときは当然ながら楽器などは持ち込めないわけで、ポルトガルからもたらされたものを自分たちの楽器にしてしまったというところではないでしょうか?

ちなみに余談にはなりますが、サンバ・ボサノヴァ演歌の関係って知ってますか?

全然関係ないように思われますが、意外にサンバ・ボサノヴァ系のミュージシャンって演歌や昭和歌謡のレコーディングに参加してます。

演歌の巨匠「古賀政男」も昭和26年にブラジルに渡り、ブラジル音楽の巨匠とレコーディングをしています。

もともと日本からブラジルには明治時代から移民が多く入植していましたので当然の成り行きかもしれません。

僕の大好きなボサノヴァギターの神様、バーデンパウエルも日本の演歌を弾いてます・・・・・

こちらがバーデンパウエル、これには衝撃を受けました。かっこいい!!

・・・で演歌の演奏がこちら・・・五木の子守唄・・・なぜ・・・

ちょっと横道にそれましたね。しょんぼり

パンデイロ、これから買うならお勧めですよ。

値段は5000円前後~20000円しないくらいですかね。
打面が革になると1万以上に値段が跳ね上がりますがそうでなければ数千円で買えます。

専門でやっているような良いお店だと調整もきちんとしてくれますし、多少レクチャーしてくれたりもします。