徒然日記

科学の進歩と音楽を取り巻く環境を考える②

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最近譜面を書く時に手書きとPCで書くという2通りの書き方をしています。

とりあえず自分が分かれば良いときや、速く書くことを主としている場合は手書きで書いていますが複数の人に見せるときやある程度きれいで読みやすい譜面が好まれる際はPCで書いています。PCで書いているといっても「finale」等の譜面を書くソフトを使っているわけではなく、五線譜のPDFファイルを手書きソフトで読み込んでその上にタッチペン的なもので書いていくのです。色や線の太さも変えられますし、なんと行ってもコピペが超ラクなので重宝しています。また間違えた時も綺麗に消せるのがいいですね。逆にデメリットとしては手書きよりは書くスピードが落ちると言う所です。そのかわりとても綺麗で見やすいのですが・・・・・

今から30年ほど前の譜面をみるとわかりますがギターの譜面は結構手書きのものが多いです。生徒さんが昔弾いていた長渕剛などの譜面などを持ってくるときがありますが、TAB譜も出書きなのでよく言えば味があります。

このように気づかないうちにアナログからデジタルに移行したものが音楽を取り巻く環境の中にも溢れています。チューナーも20~30年ほど前までは針が左右に振れるタイプのものでしたが現在はサイズもコンパクトになり、すべてがデジタル表示になりました。

もっと前は音叉でしたが最近はめっきり見なくなりました。あれ、音感を鍛えるのに良かったのですけどね・・・・

ギターのコードなどの耳コピも今はスピードもコントロール出来るのでずいぶん楽になりました。昔はスピードが変えられなかったので早いフレーズを聴くのに本当に苦労した記憶があります。

こんな事書いてもわかってくれるのは30代までの方かも知れませんが・・・・

科学の進歩と音楽を取り巻く環境を考える①

日進月歩

毎年のように感じることですが科学の進歩って目覚ましいですよね。

音楽業界にも科学の進歩の恩恵の波は毎年やってきます。

レコードからカセットテープにカセットテープからCDにCDからmp3、ACC等、ハイレゾでの配信など聴く媒体も変化していますし、周辺機器も科学技術の進歩によって以前であればウン千万したものが数百円でアプリで手に入るようになっています。ギターの周辺機器もかなり日進月歩で、毎年驚かされています。

20年前にハードディスクレコーダーが販売された時は数十秒録音出来るだけの機器が数万円しましたが、今や300円ほどで子供のガチャガチャでも手に入るようになっています。

最近ブルートゥースのイヤフォンを買いました。リスニング用です。

最初は右と左がつながっているものを買いましたが運動をしている時には結構邪魔でした。(それでも本体とつながっていないだけましでしたが・・・)

アップルなどが完全なワイヤレスイヤフォンを発売しましたがデザインと値段で迷ってました。でも最近は1万円以下で防水でそれなりに良いのが出てきました。

このブルートゥースなども科学の進歩結果です。ワイヤレスウォークマンなどはカセットテープ時代の30年以上前から存在しましたが今や何万曲もの曲が一つの機器に入り、配信ともなると人生のすべてを音楽を聴くことに費やしてもきき切れないくらいの量の音楽が手に入るようになりました。ただしそれによって失われたものもあります。レコードやCDのジャケットも含めて作品として購入していた人にとっては配信等で買うと曲は手に入りますが物は手に入れた感触がありません。あの新譜を予約して発売日にレコード&CDショップに行ってワクワクしながら帰るといった行為も最早必要ありません。

個人的にはそれはあまり失いたくなかったのですが、これも時代の流れです。もちろん今でもCDを買えばいいですし、最近再びレコードも普及してきたニュースも耳にしました。

でももうブルートゥースで音楽を聴くことに慣れてしまった私達にはCDを買ってそれを再びiphoneやウォークマンなどに入れるという作業をするだけの理由がなくなってしまいました。便利なことに慣れてしまうと情緒ある不便は受け入れがたい行為になってしまうのかも知れません。

リトミックを検討している方へ~最近のリトミック教育について思うこと。

リトミック日進

ポワンポワンスタジオでは日進校でリトミックを行っております。名古屋市天白区、日進、東郷、みよし市などの方が来ていただいています。
以前、リトミックの説明はブログの中でしたと思いますが、リトミックとは子供もための音楽教育で楽器を学ぶ前の準備段階として、音感やリズム感を養う事ができます。

先日このリトミックの先生と話していたのですが、どうやら最近は個人で公民館とかで大人数で行っている人がいたり、あまりちゃんとしていない方が行っている教室が多くなっているとのこと。
ある程度の回数がどうしても必要なのに月に1回しかなかったり、一度に10人以上の大きな人数を相手にするために教育の質が雑になっているそうです。

確かにお母さんたちからすると公民館の方が安く済むのは間違いありません。でも例えばこどもの塾を選ぶ際はなぜか公民館ではダメなことが多いです。そういった場合はちゃんとした塾にいかせようとするに違いありません。※公民館は営利目的だと高くなるところが多いのでそもそも塾とかも少ないですが・・・・

公民館でのレッスンがダメだと言っているわけではありません。でも公民館は誰でもレッスンが出来ます。資格も要りません。下手すれば独学でも「リトミック」を語れば一般の方には区別がつかないでしょう。「きちんと下調べをすべき」ということを言いたいのです。
事実教育熱心で子供の情操教育のことをきちんと考えているお母さんは音楽教室などに併設されているリトミック教室に来られることが多いです。
なのでもしリトミックの教室を探している方がいたら。

・認定講師がレッスンを行っているか
・月に3回以上レッスンがあるか
・先生に他の資格はあるか
・リトミックの経験年数はあるか

などを聞いてみると良いかと思います。
それを元に一度検討されると良いかと思います。

名古屋の音楽教室比較の際の注意点!!~ギター教室比較やボーカル教室比較サイトに注意!!

ギター教室比較

今回は「名古屋の音楽教室比較」という話を書きます。
個人的には音楽教室に通うことを検討されている方には、かなり役に立つ話かと思います。

名古屋市にはギターやボーカルなどの音楽教室が無数にあります。

正直、現在、多種多様の様々なコース、料金体系をもった音楽教室が存在しています。名古屋市だけでも百件以上はあるかと思います。音楽教室を探している人にとっては選択肢がたくさんあり過ぎで実際はどこが良いのかわからないかと思います。
そこで今回は当ブログ内で音楽教室の比較をしていきたいと思います。

でもちょっと待ってください。音楽教室が音楽教室の比較をしたら自分の教室を一番にするに違いないですよね?・・・なのでそういった比較はしません。
あくまで比較する際の注意点を書いていきたいと思います。

自分の教室のことはさておいて話を進めたい思います。

みなさんに知っておいてもらいたいのは音楽教室の仕組みです。
音楽教室といっても当然営利目的ではあるので良心的かどうかは教室によってまちまちです。個人的な感想としては言っていることと実際の内容が違う教室もたくさんあるなぁという印象です。なのでそういったところも書いていきたいと思います。
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【教室比較の罠】
最初に音楽教室を探していて教室比較をされている方はネットで「音楽教室比較」などで検索をかけるかもしれませんが。。。。それ、すでに危ない橋を渡っていますよ。
音楽教室比較サイトを作っている業者はほぼ間違いなく音楽教室関係者が作っています。なので当然自分の音楽教室が上に来るようにランキングを組みます。
試しに比較サイトを除いてみるといいです。面白いのが「ボーカル教室比較 名古屋」で検索しても「ギター教室比較 名古屋」で検索してもでてくる比較サイトのトップは大抵一緒です。サイトの作りも同じ、「同じだからやっぱり良いんだ」と日和ったことを言っていてはいけません。

さらにそういった音楽教室が狡猾なのはそういった音楽教室の比較をしていてもけして相手の教室を非難したり貶めたりしないところです。名誉毀損等にならないように気を配っているのです。そのかわり相手にとって大きなダメージを与えるように文章を書いています。例えばターゲット層が10代~20代の自分の教室のライバル校があって、その教室の評価を落としたい時にはその教室の批評を「シニア向け」と書きます。実際はそんなことありません。ターゲット層が10代~20代の教室の批評が「シニア向け」なのですから立派な営業妨害ですが、名誉毀損にはなりません。
でもこの教室を検討していた10代~20代の方はどう思うでしょうか?「シニア向けかぁ・・・じゃあ別の教室にするかな・・・」と思いますよね?

逆もしかりです、本来、シニア向けの教室があれば「バンド向け」と書いてしまえばシニアの方は検討対象から外します。

【月謝】
みなさんが見るのが月謝だと思います。月謝の安い高いが質に比例すると考えている人もいるかと思いますが大間違いです。月謝は教室が決めるので同じ先生でも教室が違えば月謝が違います。A教室では30分8000円でもB教室では30分1万円というのもざらにあります。なので基本的には「安かろう悪かろう」ではないと言うことを知っておいてください。

また月謝が安いからと言って安心は出来ません。スタジオ代を別にとる教室もたくさんあります。HPをみると「月謝業界最安値!」的なアピールをしながら別に部屋代やスタジオ代といって月に1000円とかとっているところもあります。個人的にはこれはどうかと思います。いろいろ事情はあるにせよ紛らわしいですね・・・・

また最初にかかる入会金等のお金は理解できるのですが、年に1回更新費がかかるところもありますのでそこらへんも注意して見てもらうと良いと思います。

【振替】
最近は結構振替ができる教室も増えてきましたが振替も1週間前が通常かと思いますが1ヶ月前とかの音楽教室もあるので忙しい人は「おっ!ここ振替できるじゃん!」と安易に飛びつくのではなく振替の条件等もしっかり確認するようにしましょう。

【入会特典】
よく入会特典とかありますよね。楽器がもらえるとか、グッズがもらえるとか。
あれも「やったー」なんて喜んではいけません。基本的にその分をどこかで補填しようとするのがビジネスというものなので特典は月謝や入会金などから取り合えせるようになっています。また特典の楽器などもそれほど質の良いものではありませんし、個人的には楽器は自分で選ぶべきだと思っています。あくまでおまけ程度に考えておきましょう。間違ってもそれ目当てで入ることのないように・・・

【フリータイム制】
これも一見、見栄えは良いのですが注意が必要です。フリータイム制自体は僕も良い制度だと思いますが、講師は毎回同じ講師にすべきです。実際にフリータイム制の教室で講師をしているギターやボーカルの先生と話をしますが評判はよくありません。
「前の先生が教え方が雑で困っている」
とか
「教え方が違うから生徒に聞かれても困ることが多々ある」
とか
「せっかく課題曲を用意したのに他の先生がたった1回レッスンしただけで「はい、この曲はこれでおしま
いでいいよ」と言ってしまった。本当は2ヶ月ほどかけてじっくり取り組みたかったのに・・・・」
などです。

なのでフリータイム制でも講師は1人の先生で出来ると良いと思います。ところがそうするとどうでしょう。希望の先生は月曜しかこない・・・という結果になります。それならフリータイム制を選ぶメリットはなくなってしまいますよね。

【オーディション】
よくオーディションをしている教室などもありますが、これも正直、気をつける必要があります。メジャーデビューが出来ることがあっても教室のコネクションでメジャーデビューできる確率は低く、普通にオーディションを受けて合格するのと確率が変わるとは考えにくいため、期待はしないほうが良いでしょう。
もっと夢を壊す話をあえてするならば、例えばある音楽事務所と提携関係にある音楽教室が音楽教室の生徒を対象にしてオーディションをして、結果的にグランプリの人がメジャデビューをしたとします。
そうするときっとメジャデビューを夢見る方は「本当にメジャデビューしてるんだからこの教室は間違いない」と思ったりします。でも実際は元々メジャデビューする予定がある子をグランプリに据えたに過ぎないことも多々あります。出来レースってやつです。もちろんすべてがそういったところばかりではありませんが安易に飛びつかないほうが良いということです。そういったオーディションは数知れずあります。そうすることでオーディションの参加者を増やして参加費で利益を上げているのです。そのために肩書のある音楽関係者にお金を払って審査員をやってもらったりもします。
けしてオーディションを否定しているわけではありません。注意して欲しいのです。

こうやって見ていくと結局は
「良心的そうな教室で体験レッスンをしてみて良ければ入校する。」
という流れが一番間違いがないように感じます。

音楽人口は減ったのか?

YOUTUBE

10年ほど前くらいからライブハウスやレコードショップ(CDショップ)、レコード会社などがどんどん潰れています。音楽業界が不況と言われることもあります。確かにCDの売上だけ見ればそのように感じます。20年前は1年にいくつものアルバムがミリオンを達成していましたが、現在はアイドルか最近の安室奈美恵さんのように特別な事情でもない限りミリオンに届くことはありません。ジャスラックが音楽教室等から著作権料を徴収し始めたのもCDの売上が落ち込んできてそれを補おうとした部分もあるかと思います。

ただし、これだけを見て音楽業界が不況かどうかは難しい所です。バブルの時代と比べてしまうと当然そのように感じるかも知れませんが、好景気でなくなったから不景気かというとそうでもないように音楽業界も好況でないのは明らかですが、不況かどうかは判断が分かれるところかと思います。

音楽教室にしても大手にとっては不況かも知れませんが中規模の音楽教室はそれほど不況を感じてないのではないでしょうか。

僕の感じている感覚では音楽人口が減ったわけでもなく、音楽業界が不況なのでもなく、時代が変化してきて今までのビジネスモデルでは生きていけなくなってきているといった印象が強いです。
CDが売れなくなった原因がYOUTUBEやスポティファイ等に代表される「聴き放題」の音楽にあるのは間違いありません。でもそれは音楽を聞く人がそっちに移動したのであって音楽を聞く人が減ったわけではありません。CDと違ってどれくらい聞かれたかどうかが曖昧になっているので数字としてはあらわしにくいのも一因です。

ライブハウスも潰れていく反面、新しいライブハウスも出来ています。ただ今までと違い料金システムや営業の仕方が多様化しているのを感じます。ライブハウスのライブスケジュールをみればそこのライブハウスがどういう営業状態にあるかは一目瞭然です。20年前は空いている日がほとんどなかったのに今や営業している日のほうが少なくなっているライブハウスもあります。

音楽業界もどんどん多様化していっているのがわかります。僕も音楽教室をやっている以上多様化の波に乗り遅れないようにしないといけないなぁ・・・と考える日々です。

オープンマイクのお手伝い

機材

最近話しの流れでいろんな相談をされることが多くなっています。先日はあるカフェでオープンマイクの相談をされました。

以前このブログでも書きましたがオープンマイクとは不特定多数の人が演奏目的でお店に来てチャージを払って演奏をしていくシステムです。ライブと違っていいのは演奏者がお客さんでもあるということです。そのため演奏者はライブと違ってお客さんを呼ばなくてはいけない「チケットノルマ」の心配をしなくていいので精神的にストレスなくライブができます。デメリットとしては1回に2曲程度しか演奏出来ないことです。お客さんを呼ぶ必要がない反面お店に行くと誰でも演奏者だと思われてしまうために、お客さんを呼びにくいシステムとも言えます。

そのカフェは名古屋市外にあり、交通の便はあまり良くないため車でしか行きにくい場所です。店長が以前から音楽に興味があり、音楽のイベントをやりたいという希望があったところに僕が通りかかった・・・と感じで知り合いました。

オープンマイクをするのにどんな設備がいるのかをまず聞かれました。オープンマイクをするためにする設備としては誰がきても気軽に演奏ができるだけの設備がいります。

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たとえばアコギの弾き語りの人がいたとすると何が必要でしょうか??

ボーカル用マイクとマイクスタンド、ギター用マイクとマイクスタンドがいります。またそのマイクを接続し音を鳴らす簡易的なPA設備がいります。
ではボーカルマイク×1、楽器用マイク×1、マイクスタンド×2、簡易PAセットがあれば対応ができるかというとそうでもありません。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
では、例えば2人組弾き語りフォークディオだとどうでしょう?
ボーカルマイク×2、楽器用マイク×2、マイクスタンド×4、簡易PAセットが要ります。

他にもエレキギターがきた場合、簡易PAセットでも対応は出来ますが、ギタリストはギターアンプが欲しいと言い出します。

・・・といった具合に考えてみると

ボーカルマイク×2、楽器用マイク×2、マイクスタンド×4、ギターアンプ×2、簡易PAセット
これくらいがあればひとまずなんとかなるでしょう。予算としては・・・15万くらいほしいですね・・・

みなさんも、もし簡易的な音楽イベントに参加される際は機材とか見てみると勉強になりますよ。

音楽をライフワークに

ライフワーク

僕は生徒さんに言われてとても嬉しかった言葉があります。

「先生、私、ギターがライフワークになりそうです」
という言葉をもらった時です。

教室の目的の一番は当然「生徒が上達すること」。それは講師の目的でもあります。
でも僕はここ10年ほどは上達するのは結果であって、実際の目標は別にあるのではないかと感じるようになりました。それがさっきの言葉「ライフワーク」です。

ライフワークとは自分の人生の中で一生かけて学んでいく事を指します。
僕に「先生、私、ギターがライフワークになりそうです」と言った生徒さんはギターを今後やめることはないと心で感じたのだと思います。

レッスンに通っていても全員にとって楽器がライフワークになることはありません。僕の感じた感覚だと楽器を勉強している方は日本に何万人もいらっしゃると思いますが、その半数以上の方はライフワークになることはないように感じます。それでは残りの半分はライフワークになっているのかと言われるとそうではなく、おそらく5割は何らかの事情でギターをやめてしまい、残りの5割の人の中に1割ほどライフワークになりそうな人がいるといった印象です。ここらは僕ら音楽講師の力が足りないのを実感させられるわけですが・・・・

元々「ライフワークにする」という概念自体が曖昧なため本人しかわかりえないですし、本人ですらわからないとも言えます。そう言ってもおそらく20年続いた方はやめないと思いますが、10年やっていてもやめる人はいます。

ライフワークの定義やらはひとまず置いておきます・・・・話を戻すと僕の究極の目標は音楽(楽器)が生徒さんのライフワークになるということです。ギターやウクレレ、ピアノ、楽器は何でも構いません。それがライフワークになることで人生がより色鮮やかなものになることは間違いないからです。定年退職して何していいかわからない方も音楽があれば余暇を楽器の練習に使えますし、音楽が人と人とを結びつけるので孤独にもなりにくくなります。

ポワンポワンスタジオのポワンはpoint=点のこと、フランス読みです。点と点を結ぶように人と人、音楽と人、生活と音楽を結びたい。そんな思いが込められています。

音楽の秋

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めっきり寒くなってきましたね。名古屋でももう長袖でちょうど良いくらいです。

さて、秋といえば「食欲の秋」、「運動の秋」。そして・・「音楽の秋」!!
昔から「◯◯の秋」という言葉がありますが、秋は何かを始めるにはちょうど良い季節です。実際に教室に入校される方も、春と同じくらい秋も多いのです。

ではなんで秋に何か始めるのに適しているかというと、
・夏が終わっていろいろな予定が一段落つく時期
・気候もちょうどよく夏だとだるい感じになりそうだし、冬だとおっくうになるのでちょうど良い。

という感じでしょうか。
音楽などの習い事を始めるのはなんでも「きっかけ」があると始めやすいです。なかなかやりたくても腰が重くて上がらなかった方などは「やらない言い訳」よりも「はじめる言い訳」を考えるといいと思います。

ギターでもウクレレでもピアノでも音楽は心を豊かにします。生徒さんと話していても教室に通い始めて良かったことは楽器が上達するという意見の他に「一人で練習しているよりも定期的にみてもらったほうが生活に張りがうまれる」という人が多いのです。

たしかに一人だと上手くなっているのか、その練習法でいいのかわかりませんし、何よりも「良い、悪い」と評価をしてくれる人がいるのは大切です。「一人で楽しみだけでいい」という人でもやはり上手くなっているかの評価があると練習にも身が入るようですね。

「もうすでに楽器を習っている」と言われる人は、目標設定をおすすめします。
何かを始めるのにちょうど良い季節は、さらなる目標設定をするきっかけにも良いと思います。「発表会に出る!!」でもいいですし、「◯◯という曲を弾けるようになる!」でもいいと思います。自分の中でちょっとだけハードルを上げて取り組むきっかけにしてもらえれば幸いです。

作曲のアイディア

アイディア

作曲をしない人にとって作曲は「無から音楽を作り出す」と考えている人がいます。

そのような人にとって作曲はまるで錬金術のように不思議な技術のように見えるようです。

よく生徒さんから「作曲ってどうやったらできますか?」と聞かれます。

作曲は出来る人からするとなんでもない作業です。確かに良い曲が出来るかどうかはわかりませんが作曲自体は難しい作業ではありません。例えるならスピーチを考えてくださいと言われたときに良いスピーチが作れるかというとそこは難しい問題ですが、質を問わず何でも良いからスピーチしてくださいと言われればみなさんも出来ると思います。もちろん言っていることがあまり共感出来なかったり、言葉のチョイスが上手くなかったりとマイナス点は付くかも知れませんがとりあえず適当に話すのであればなんとかなると思います。

作曲も同じです。でも先程書いたように作曲をしたことのない人にとっては未知なる体験です。出来る人から言わせれば「とりあえず適当に鼻歌を歌えば良し悪しは別として歌はできるよ」という話になります。さっきのスピーチを例に取ると「とりあえずみんなの前に立って何か話し始めれば良し悪しは別としてスピーチにはなるよ」となります。

作曲は無から何かを生み出す作業ではなく元々頭の中にあるメロディーの欠片=フレーズを出してそれを別のフレーズを結びつけ形作るという作業です。言葉も同じはずです。ただ、流れが出来ているか、フレーズの結びつけ方や選択でセンスが問われるくらいです。

結局は適当に音を出してみる→変だったらやり直す→上手く言ったら続きのフレーズを出してみる・・・・を繰り返していけば段々と曲作りのコツは掴めてくるのではないでしょうか。

AIでの演奏を考える。

AI

昨日までオルゴールでの自動演奏の事を書いていて、100年ほどまでの人もきっと「自動演奏があったら演奏者なんていらない時代が来るのではないか?」と考えたに違いないと感じました。ピアノもバイオリンもフルートも全部譜面さえあれば自動で演奏でき、1台のオルゴール(自動演奏機)で10台以上の楽器が演奏できるのですから。

でも結局100年たっても同じことが議論されています。このことについて考えたいと思います。

100年前、自動演奏が演奏者にどんな影響を与えたのかというとせいぜいレストランやパブでの演奏の機会が減ったくらいでしょうか。それでも一部の演奏家にとっては死活問題だったのかもしれません。今でもピアノの自動演奏を採用しているレストランやホテルはあります。結局、人が演奏しているのと、自動演奏とCDなどが何が違うかというと「臨場感」です。もちろん見た目もありますが、やはりそこに人がいるのか、ピアノがあるのかで人の音楽の聞き方はかわります。自動演奏はそういう意味では生演奏とCDの中間に位置しているのかも知れません。

逆に言えばこれが自動演奏が生演奏に取って代わらなかった理由とも言えます。実際にロボットが演奏したとしても観客がそれを「ロボット」と認識してしまえば自動演奏の上位互換としての存在価値しかありません。悪く言えば「見世物」になってしまいます。

その価値が生演奏と同等になるにはどうしても「人がその場で演奏している」という事実が必要です。これは実際には人そっくりで判別できないくらいのロボットでも可能です。

逆に人がロボットの格好をして人だと認識されなければ観客にとってはそれは「見世物」になってしまいます。

よくAIの演奏が「抑揚の付け方」や「感情が込めることができない」という面が議題に上がりがちですが僕はそうは思いません。確かにボーカルは難しいかも知れませんが、楽器に関しては音を出すのは楽器ですから、モーションキャプチャーの技術を用いれば実際のアーティストの演奏を数値化して同じ演奏を再現することはもう目の前まで来ている気がします。
人工甘味料の飲み物を飲んでも美味しいと思えるのであればそういう音楽を聴いても良い音楽だと勘違いする可能性は高いです。

少し残念な話にはなりましたが、そうはいってもまだまだALが人に取って代わる日は遠いとは思います。こういう書き方しましたが本音はやはりそうはいってもロボットにはたどり着けない領域があると信じたいところです。ギターを自分よりも感情的に弾かれたら・・・悔しいですもんね・・・笑