レッスン日記

振り返れば・・・

過去

子どもが自分の身長が伸びているのに気づかないように生徒さんも自分の成長に気づきにくい側面があります。

そんなときには1年前にやった曲を見せて弾いてもらいます。そうすると・・・

「あ~~確かに~~」と納得してもらえます。

ではどうして生徒さんは自分の成長に気づきにくいのでしょうか?
答えは簡単で生徒さんにとって難易度が常に変わらなく、上手くなっても更に難しい課題が出てきてしまうため自分の上達を実感しにくいのです。

たとえばギターを持ってない状態で入校された生徒さんが最初はGなどのコードに苦戦します。でGが弾けるようになってきたと思ったらF、Fが弾けるようになってきたと思ったらFm、Fmが押えられるようになったらB♭・・・と毎回コードに苦しんでいると「いつまで立っても・・・・」という気持ちになるのだと思います。

でも例えばB♭を押えれるようになった時に例えばGを押えてもらうと・・・・あら不思議「あれ?こんなに簡単だっけ??確かに上手くなってるかも・・・」と思ってもらえるようです。

入校してGに苦労している時に「2ヶ月後にはGが超簡単に感じるから」と言ってもあまり信じてもらえません。

声を大にして生徒さんに伝えたいのが「講師が出来ると言ったことは練習すれば必ずできます!」ということ。

講師も嘘を言っても何の特もありません。出来るか出来ないかの想定をして

「大丈夫できますよ」
と言っているのですが生徒さんは

「本当にですか?・・・・・無理じゃないですか??」
と尻込み・・・

そういう時は
「大丈夫できますよ」と言ってもあまり意味がないので、「じゃあ少しやってみて判断してみるってのはどうでしょう?」と言うと・・・

「・・・じゃあ・・やります・・」

という答えがようやくもらえます。

先生も生徒さんのモチベーションをあげるのも仕事のうちなので一生懸命です(笑)

自信を持つには

自信

生徒さんと話していると自信がなさそうな生徒さんに出くわすことが多々あります。

例えばギターの生徒さんに発表会に誘ってみると
「弾ける自信がない・・・・」
という感じです。

「自信があったら来てないよ」と言われるともっともなのですが・・・・

生徒さんから「自信を持つにはどうしたらいいですか?」という究極の質問をされることもあります。

生徒さんからみると講師は「自信がある人」に映るようです。まぁ確かに自信なさげな先生には習いたくないですけど・・・・

講師も自信の塊という訳ではありません。自信がない側面も当然あります。すべての人は自信のある側面と自信がない側面を両面持って生きているのだと思います。

よく自信のある無しは「メンタル=精神的な問題」のように語られます。確かに半分程度はそうかと思います。でも本来自信は技術の裏付けのはずなので精神的なものではなく肉体的なものではないでしょうか?

例えば神社に初詣に行った時にお賽銭を投げ入れるかと思いますが、その際に「お賽銭を賽銭箱に入れる自信がない人」は見たことがありません。

誰もそんなことを考えないからです。

でも10m離れた賽銭箱だったらどうでしょう?

おそらく結構な数の人が「自信がない」と答えるでしょう。

そのことから判断すると、ここでは「自信の有る無しは賽銭箱との距離に比例する」と言えると思います。逆に言えば「自信がない」=「自分の技術力に確信が持てない」ということになるでしょう。

人はこの「確信を持つ」ということを「確信を持つか持たないかはその人の判断基準によるので、結局気持ちしだい=精神的な問題」というように捉えているのだと思います。

確かに緊張すると実力を出せない人を多数いる中での話ですので、そういう側面もあります。ただ、本来は技術的な側面で有るということを考えると僕はある程度は練習でカバーできると思いますし、結論的には練習でしかカバー出来ない問題のような気がします。

さて、というわけで今から練習します・・・・笑

発表会はデメリット無し!!

発表会

今日のレッスンは発表会前最後のレッスンのギター弾き語りの男性の方。

仕事が忙しくて先月休みがちだったので僕も心配していました。

ポワンポワンスタジオが行っている発表会:PLIVE に出るために半年前から練習していたのに1ヶ月前に急に仕事でいろんなトラブルがあり、大変だったとこのと、あまりにも練習が出来なかったため、出るのをやめようか本気で悩んだそうです。

そんな彼がなぜ翻意して出ることを決意したのかと言うと。

「出て起こるデメリットはなく、メリットしかないことに気づいたから」

というものでした。
よく気づきましたね。そうなんですよ。

これは声を大にして言いたいんですが、発表会ってメリットしかないんです。

例えばミスしたり失敗したり、恥を書いたとしても発表会なら大丈夫なんです!
もともとミスしても良いという前提のイベントですから。

もちろんそんなこと言っても生徒さんは失敗したくはありません。恥も書きたくありません。
ミスしたら嫌な汗をかきそうなこともわかります。

でも前向きに考えればミスも含めて経験です。大事なのは後に何が残るかです。
場数を踏めば人前で弾くことにもなれますし、もっというと場数を踏むことでしか得られない経験のほうが多いのです。

これが発表会でなくてお金をお客さんからもらって音楽を聞いてもらう立場だったらどうでしょう??お金もらっている以上ミスは出来ませんよね?少なくとももらったお金に見合う演奏を求められます。

そう考えるとミスできる場所っていうのはとても貴重だと言えるでしょう。

何度も言いますが基本はミスをしないように練習はしますが、緊張などもあるとギターを弾いていてもコードを間違えたり、ボーカルは歌詞がとんでしまったりという可能性は当然あります。でも発表会だからミスを恐れずにどんどん冒険してもらいたいと思います。

最後にもう一度言わせていただきますが。

「発表会ってメリットしかないんです。」

教室に通っていて興味があるかたは是非次回ご検討ください!!

歌の話

歌の話

いつもレッスンのときには生徒さんが何か発見していってもらえると良いなぁと感じながらレッスンを行っています。

今日はボーカルの生徒さんの話、体験レッスンを受けて半年間悩んで入ったという真面目で努力家タイプの生徒さんです。半年前に入った時は腹式呼吸が何なのか、お腹に力を入れるということがどういうことなのかも全くわからない状況で入って来られました。

腹式呼吸は皆さん普段から自然にしているものなのですが、いざ「してください!」と言われても出来ない人は多いです。なぜかというと別に腹式呼吸が出来なくても生活が不自由になることはないため腹式呼吸が何なのかを生活の中で意識することがないからです。意識せずにしていることを意識してするのって意外に難しいんです。

ちなみに腹式ができなくても歌が歌えないことはありません。ただ胸式で歌ってしまう方は、

・なんか声が棒読みっぽい
・のっぺりとした歌しか歌えない

という悩みを持ってしまう方が多いです。

その生徒さんはまさに典型的な胸式タイプでリズムも音程も平均的にはとれるのですが何か気に入らない・・・と悩んでいたようです。

ボーカルはギターやキーボードなどの楽器と違い、もともとある程度は歌えるところからスタートすることになります。
これが楽器だと、まず音を出してみるという基本中の基本から始まるのですが、歌はなまじっか歌えてしまう分、基本をやり直すのが難しいと思われます。特に自分ひとりで何かしようと考えるとかなり難易度があがるかと思います。

ボーカルはそういった意味では「習う」というよりも最初は「修正する」といった概念の方が理解しやすいかもしれません。

知らない外国語を習うのと、慣れ親しんだ日本語の言葉遣いを治すのに近いと考えると難しさのタイプが違うのはわかっていただけると思います。

そんな生徒さんもようやくお腹から声を出すということがどういうことなのかわかるようになってきました。声量も初期に比べると5割ほど増しているように感じます。生徒さんも「カラオケに行くと以前よりも声が出るようになったように感じます」と言って感謝されるのは講師冥利に尽きます。

楽器が弾けないのと違って歌が上手く歌えないのは悩みになりやすいので少しでもお役に立てていれば嬉しいですね。

昔の唱歌と今の唱歌

童謡

昨日は「禁じられた遊び」というクラシックギターの曲の話を書きましたが、そのあとに同じ生徒さんと唱歌の話になりました。

生徒さんから「今の人はどういう唱歌をきくのか?」

と聞かれたのです。

残念ながら僕はすでに今の人ではありません(笑)
でも小さなお子さんとかと話す機会はあるのでそういった話を聞いたことはあります。

確かに唱歌は今も昔も変わらないものがある一方で、昔はあったけど最近は聞かない曲もあるような気がします。生徒さんと「ふるさと」という唱歌の話をして思い出しましたが昔「うさぎ追いし」を「うさぎ美味し」だと思ってました。。。この曲をはじめて聞いた時は全部ひらがなだったのかもしれません。

考えてみると昔よく歌われていたけど最近耳にしない曲は時代性があるのかもしれません。
例えば童話も僕らが知っているさるかに合戦はだいぶ柔らかな表現になっている気がします。
本来は結構残酷な話で、猿が蟹を殺してしまう「因果報応」が主題の話なのですが、現代の教育には不向きなようで残酷な表現を目にさせないという内容に変わっています。

唱歌にしても教育の影響は避けられないようで軍国主義を思い出させるような類の曲や歌詞の日本語がわかりにくい曲、小さな子に適していない曲などは省かれているようです。また理由はわかりませんが「この道」や「待ちぼうけ」、「月の砂漠」など教科書から消えた曲もあるようです。まぁ新しい歌を入れれば何かが消えるのは仕方がないことなのかもしれません。

そう言えば僕が子供だったころは「かごめかごめ」という曲がありましたが、これも元は「遊女の歌」とする説などがあり、その影響なのか最近はめっきり聞かれなくなりました。

自分が小さな頃聞いていた曲が廃れていくのは、なにか寂しい気もしますね。

禁じられた遊び

禁じられた遊び

今日の生徒さんはクラシックギターの生徒さん。クラシックギターと言ってもクラシックギターを弾いてはいますが、クラシックを弾いているのではなく基本的には童謡や昭和唱歌を弾かれている年配の方です。

クラシックギターは別名ガットギターと言います。クラシックギターでクラシック以外の音楽を弾く人は「ガット」や「ガットギター」ということがほとんどです。ガットとは元々は 動物の腸(gut)を使用して弦を作っていたことから由来します。テニスのラケットにも張られてますが現在ではそのほとんどはナイロンに置き換わったため本物のガット弦はほとんど作られてません。そのかわりナイロンで作られたナイロン弦という物が主流になっていますが、昔の名残でガットギターと呼ばれています。

でも今回はクラシックの話をしたいのでクラシックギターと呼ばせていただきます。
レッスンの際に生徒さんと「禁じられた遊び」の話になりました。

この曲です。

 

クラシックギターの曲の一番有名な曲=「禁じられた遊び」というのは間違いないと言っていいでしょう。
生徒さんとの話でこの「禁じられた遊び」という曲は本当にみんな知っているのだろうか?という話になりました。

疑問を持ったのは僕なのですが。。。何故かと言うとそもそもこの「禁じられた遊び」をレッスンやコンサート以外で外で聴いた記憶がないからです。みなさんがこの「禁じられた遊び」を知っているのであれば当然どこかで聴いたはずなのですが、街頭やカフェで流れているイメージもないですし、聞くシュチュエーションが思い浮かばなかったのです。

そもそもこの曲は「禁じられた遊び」という題名ですらなく、「愛のロマンス」という題名です。「禁じられた遊び」というのは1952年に公開された白黒の映画の題名でその映画の主題歌がこの「愛のロマンス」です。ナルシソ・イエペスというクラシックギタリストが弾いています。いつの間にか題名よりも映画のタイトルの方が有名になってしまい「禁じられた遊び」と呼ばれるようになりました。

この曲、なぜか簡単でクラシックギターで初心者でも弾けるようなイメージを持たれています。理由としては前半の4分の1くらいまでは指1本で弾くことが可能なため最初の方だけ弾く人が続出したためです。おそらく教本やレッスンなどで先生が使って広まったのかもしれません。

ところがこの曲、後半になると急に難しくなります。難しくなるといってもクラシックの数ある曲の中でみれば簡単な曲に分類されるのですが、初心者ではちょっと難しいと思います。とは言う僕も体験レッスンでこの曲を取り上げたことがあるので僕もこの曲が初心者向けだと勘違いされることに一役買ってしまったのかもしれません。

興味がある方は是非挑戦して見ください。普段指弾きをしている方にはおすすめです。

2人目の来訪者

びっくり

先週のギターの体験レッスンでのこと、ギターの体験に来られた人の話を聞くとどうやら今通っている教室の先生とうまが合わないとのこと。
正直、先生も人間ですし、生理的な好みというものは存在するので最初はそういうこともあるのかと思いましたが、どうやらそうでもないようです。先生に問題があるようなのです。

「そう言えばどこかの教室でも先生がガムを噛みながらレッスンをするって以前うちに来られた生徒さんもいましたよ」

と何気なく言ったところ。
「いやガムも噛んでるんですけどそれは良いんですけど、もっとひどいのは全然こっちのやりたいことをしてくれないんですよ。」

とのこと。

「!?」

・・・他の教室でもガムを噛んでいる先生がいるのか??

その教室の名前を聞いてみると、さっき話題にあがった先生がいる教室と同じ・・・・ってことは??・・・・同じ先生!!
・・・・大手の超有名音楽教室なんですけどねぇ・・・

その先生が気に入らなくて僕のところだけで2人来てるってことは他のギター教室も合わせると相当な数が流出しているのでは??

その生徒さんも「ガムは良いんですけど・・・」って良くないんですけど??

生徒さんが言うにはレッスン中に歌いだしてレッスンの時間を歌ってばかりいるらしく、レッスンにならないとのこと・・・・ちょっとよくわからないですね・・・何をしているのでしょうか?

どこの教室の先生でもほとんどの先生は教え方の上手い下手はあれ、ここまでひどい先生はあまりいませんが、10人に1人くらいは運が悪いと当たる可能性はあります。「当たる」と書きましたが「当たり」ではなく「はずれ」ですね・・・

傾向としては
・個人の音楽教室
・大手の年配の先生
・クラシックギター専門の教室がエレキを教えているな教室

などは、当たり外れが多い印象があります。もちろん良い先生もいるかと思いますが悪い噂を聞くのはそういったケースが多いように感じます。

大体そういうところに行ってしまった生徒さんに見られるのは他の教室を特に検討せず、そういうものだと考え何の気なしに入校したものの通い出すとなんだか変・・・・という流れみたいです。

こういうことがあると、人のふり見て我がふり直せではないですが、気をつけないといけないなぁと思った次第です。

やりたいこととやれること。

uklele

今日の生徒さんはウクレレのインストが弾きたい生徒さん。

ウクレレを弾きたくて入校してくる生徒さんにもタイプがありまして
・ハワイアンが弾きたい
・ポップスなどジャンルにとらわれずに弾きたい
という2タイプがあります。

またその中でも
・弾き語りがしたい
・インスト(インストゥルメンタル:楽器だけ)が弾きたい
という2タイプに分かれます。

ウクレレでもギター(アコギ)でも基本弾き語りが多く、楽器のみというパターンはあまり多くはありません。

この生徒さんは元々弾き語りではなくウクレレだけで弾けるようになりたくて入校してきた方ですが、流石に最初からインストだと難易度があがるのでコードを弾いてもらうことになりました。最初はコード弾くだけでも精一杯なので生徒さんもレッスンを進めるうちに「インストはコードが弾けるようになったら」という考え方に変わっていきます。

僕は基本的には生徒さんがやりたいことをレッスンに取り入れるというスタンスではいますが難易度が高すぎるとできなくてそのうちにモチベーションが下がってくるのでそういうケースはこちらから提案してレッスンの方向性と決めていくことにしています。

たいていインストが弾きたい方の殆どは歌を歌いたがらないものですが、この方は本当は歌いたかったけど自信がなくてやめていたらしく、3ヶ月ほどたった今では楽しそうに歌っています。
まぁいずれはインストに行くという方向性は変わっていませんが僕も楽しそうにレッスンをしていただいたほうが嬉しいので結果良かったかなぁと感じています。

レッスンが終わって「ではまた来週」と僕が言うと生徒さんが「そう言えば先生、昨日家で誰もいないと思って弾いていたら息子が聞いてて「お母さん、ウクレレ上手くなったね」と言って一緒に歌ったんです!」と嬉しそうに報告してくれました。

こういう話が聞けた日は一日気分が良いものです。

練習してる?してない?

トレーニング

今日のレッスンは小学6年生の男の子。

秦基博のひまわりの約束を弾いてます。この曲は未だに弾く生徒さんが多いです。
周りの認知度も高いので人前で弾いたときにも格好がつきやすいのもあるのかもしれません。

いつもお母さんが「家であまり練習してなくて・・・」と言います。
本人は「弾いてるし!!」と言います。

どっちが正しいのでしょうか?

弾いてもらうと練習はしているようです。長年講師をしているので練習をしているかどうかはわかります。

ということはお母さんの思う練習と本人の考える練習の定義が若干違いがあるのだと思います。

僕が見ている感覚ですと、週に3~4回、1回15分前後というところでしょうか。

これが一般的に練習量が「少ない」のか「普通」なのか、「多い」のかは相対的な問題です。

ピアノの練習だとすると毎日15分~30分くらいしている生徒さんもザラなのでそれと比べると「少ない」と言えます。

ではギターの生徒さん全体でみるとどうでしょうか?

僕の感覚だと平均は週に3回程度、1回20分くらい。のような気がします。あくまで私見ですが・・・

毎日練習する生徒さんもいますし、ほとんど弾いてない生徒さんもいます。
プロ志望の生徒さんだと毎日3時間くらいは弾いて欲しいと思います。逆に仕事で忙しい生徒さんは止む得ないかなぁ・・・と考えたりもします。

ここから先はあくまで傾向ですが、ギターは週に1回弾けば現状維持できます。それが2回、3回と数が増えれば増えるほど身につく練習ができるようになります。

週に1回弾けば現状維持と言いましたが、毎日3時間弾いていた人が急に週に1回にしたらそれは技術は落ちます。また、週に1回を半年も続ければ固かった指の先でも間違いなく柔らかくなるのでそういう意味においてはレベルダウンすると言えるでしょう。

この「練習している、練習してない」論争に結論はありませんが、最終的には本人の気持ち次第と言えるでしょう。まぁでもお母さんからすれば「せっかく習ってるんだから・・」という気持ちもわからなくはありませんね・・・

目標のたてかた

目標設定

今日のレッスンはギタープロコースの生徒さん

プロコースの生徒さんには目標設定してもらうことがよくあります。
僕も昔はそうでしたが、目標の設定がうまくないと思っていることとしていることがちぐはぐになることがよくあります。

例えば講師になりたいのに速弾きばかり練習していても技術が偏る一方ですし、カッティングがうまくなりたいと言いながらメトロノームを使っていないのもどうかと思います。

上達スピードに不満がある生徒さんの場合に多いのが目標が曖昧ということ。
今日の生徒さんは「25歳までにはプロ並みに上手くなっていたい」とのこと。

「上手くなりたい」は皆さん思うことです。でも「上手い」自体が相対的すぎて曖昧です。

・ギターソロが上手い
・カッティングが上手い
・アレンジが上手い
・指弾きが上手い

いろいろあります。

もしかしたら全部のことを指しているのかも知れませんが、「何をしても上手い」という人はなかなかいません。

オールラウンダーになろうとすればなろうとするほど広く浅くなります。どんな人にも時間は限られていますので
「狭く深く」か「広く浅く」になりやすく、「広く深く」というのはそうそう難しいと言わざる得ません。

僕は職業柄、比較的オールラウンダーな方ですが、エレキで言えばロック、ジャズ、R&B、アコギだとフォーク、カントリー、ブルース、ガットギターだとクラシック、ボサノヴァなど多岐に渡りすぎて深めていくのがとても大変です。

どんなにオールラウンダーな人でも一番得意なものは持っていますし、目標設定をする際に技術目標としてはある程度絞って練習しなければいけません。

幅広く技術を身に着けたいなら僕はジャズをおすすめします。

他のジャンルをする時に理解が早く、ブルースやR&Bなどの黒人音楽とも親和性が高いので使い勝手が良いのです。また理論もジャズで覚えておけば大抵の現場で役に立ちます。

みなさんも目標設定してないという方は、是非具体的な目標設定をしてみてはいかがでしょうか?

「〇〇が弾けるようになる」でもいいですし「BPM120で16分が弾けるようになる」でもいいです。
目標設定があると何を練習すべきかがわかりやすくていいのでおすすめです。