サーフィンホットロッド

サーフィンホットロッドは南カルフォルニアの光輝く陽光のもとで興じるサーフィンやビーチパーティー、さらにそうしたレジャーにも使用される車をテーマにした白人特有のサウンドで、人種問題やベトナム戦争の激化を見る直前の60年代前半におけるアメリカの社会の安穏な気分がその背景にあった。

サーフィンとホットロッドのサウンドには2つのタイプがある。1つは南カリフォルニアの無数のガレージサーフィンバンドのプロトタイプとなった、ディック・デイル&ヒズデルトーンズのようなエレキインスト系統のサウンド。
今一つはビーチボーイズやジャム&ディーンで知られるさわやかなハイトーンコーラスしたいのボーカルサウンドである。

ただし両者は完全に分離されるわけではなく、しばしば相互乗り入れが見られた。エレキインスト系統のサウンドは比較的初期に流行し、アマチュアリズムの雰囲気を持つ。これに対してボーカルサウンドはブライアンウィルソンに象徴される一握りの優秀なソングライター、プロデューサーの手によって制作され、当初から完成度の高いプロの匂いが濃厚だった。いずれにしても西海岸独自のロックの起点はこんなのサウンドにある。


ブリティッシュビート

ブリティッシュビートは一言でいうならわが国で言うリバプールサウンドであり、英国で言うマージービート系のサウンドのこと。
無論リバプールとサウンドにはロンドンやマンチェスターとおほかの地域の出身のアーティストのサウンドも含んでいたように、あくまで60年代前半から全英規模の流行現象として爆発したロックサウンド全般を指す。

したがってブリティッシュビートは、1,960余年に開始され、66年に衰退するBritish invasionへの参加したアーティストの音楽を意味しており、時期的にも有効期間はぴったりこれに重なっている。

サウンドの特徴は各種のアタッチメントをほとんど使用しないシンプルなレトリック自体したいのグループ演奏と、シャウトスタイルのくっきりとしたボーカルハーモニーにある。ロック音楽において1つのバンドがまさにひとつのユニットであるという単純な事実はブリティッシュビート勢の出現によって初めて常識化した。
ビートルズを頂点とするこのサウンドの最大の功績もこにある。さらにブリティッシュビート勢のサウンドに関して重要な点は作品騒動において従来の分業システムを打破したこと。すなわち専用のソングライターに依存しないオリジナルの楽曲が多かったことである。 モッズは音楽が結びついたサブカルチャーが特定のスタイルを持つ部族を形成する場合の典型である。

モッズ

一見するとトラッドなスタイルだが、細かい点では保守的美学から逸脱している。清潔で洒落たイメージと速度と音楽にのめり込む。常用するドラッグがアンフェタミンなどケミカルドット覚醒系などは、夜ずっと起きていて遊ぶためである。もうつの不良性は学校や職場と折り合いが付いており、昼間が一様は真面目な少年少女を予想。従って物はフルタイム4輪駆動ではなくパートタイム的な不良だと言える。

ロックンロールを愛して革ジャンとバイクを持つロッカーズとは敵対するtribeである。しばしば両者は抗争し、ブライトンでの暴動は有名で、映画「40人格」や「さらば青春の光」でも描かれている。モッズはロッカーズよりも清潔でクールで知的であろうとするが、そもそも両者のもともとは労働者階級にあり、彼らは同じメダルの裏表とも言える。自分のスタイルを構成する衣服や道具の感覚を今期の要素とし、これを自分で組み換えbricolageに向かう、というその後のサブカルチャーのあり方を決定づけたムーブメントでもある。ポールウェラーはジャムにおいてモッズのスタイルと攻撃性を見事に流用して登場した。

フォーク・ロック

フォークロックはアメリカの若者が自分自身の言葉で歌い始めた新しい音楽。
ボブデュランを中心にフォーク系の人々がロックのリズムで歌い始めたことからそれは報告で呼ばれた。65年にはbirdsの「ミスター・タンブリン・マン」やタートルズの「悲しきベイル」、シェールの「お友達になりたいの」、そしてデュラン自身の「ライク ア ローリングストーン」などのデュランの作品がヒット、他にもサイモンとガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」やバリーマクガイアの「明日なき世界」、ラビンスクルフの「魔法信じるかい」、ママス&パパスの「夢のカルフォルニア」などがヒット。姿勢のポップスを否定するような形でスタートしたこれらはフォークロックはその後のアメリカンロックの源流とも言える。

しかしこの新鮮な音楽はデュランの曲に刺激を受けたプロたちの仕事でありフォークロックというイメージとは多少異なっていた。
例えばバスのプロデューサー、テリーメルチャー、ダンヒルレコードのプロデューサー、ソングライターのスティーブバリトPFスローン、そしてタートルのメンバーと、皆サーフィンバンド出身者であった。もちろんすべての人たちがすでに業界人であったわけではないのだが、そんなプロの人たちによって新人ミュージシャンがフォークロックのスタートして時代を築き上げていったことも事実である。

ページの先頭へ