アイバニーズ

ギブソンとフェンダーの栄光の歴史が50年代から70年代にかけてのジャズブルース、ロックンロール、ハードロックなどスターたちの個性と共に歩んで歴史だとするならば、アイバニーズの輝きは80年代半ば以降のヘビーメタル黄金時代の到来とともに増し、その自負を不動のものとする。
アイバニーズのソリッドボディのいいギターはその鋭角的なヘッドしていると、ダブルカッタウェイの細く尖ったボディーの先端が特徴的なよく目立つ。
メタル系のギタリストと共同開発モデルで非常に印象強いものとしてスティーブヴァイやポールギルバート、ジョーサトリアーニなのモデルがある。とりわけそのデザインとカラーリングで強烈な個性を放っているのがスティーブヴァイの7弦ギターである。7弦にロビーを加え、激しくアーミングを行ってもチューニングの狂わないフロイトローズタイプのロープロ・エッジ・トレモロを装着。このギターがギターモンスター、スティーブヴァイの驚愕のサウンドを見出しているのだ。これらメタル系ギタリストご用達のモデルのサウンドの特徴は2個のハムバッカーと1個のシングルコイルを組み合わせたピックアップ構成にある。これらにより低音域から高音域まですべてにわたってバランスの良いサウンドが得られ、それが各種エフェクターとの相性の重要な核となっているのだ。

テスコ

テスコはグヤトーンと並び戦後日本の電気楽器メーカーの草分け的存在である。ハワイアンギターの制作終えて50余年にレスポール52年モデルを基にしたはずのソリッドタイプのエレックトリックギターを発表した。<

折しもロカビリーやベンチャーズやビートルズなどによる一大エレキブームが巻き起ころうとしていた時代であり、テスコはその波に乗って量産体制を築いて、様々なギターを開発していた。それはフェンダーともギブソンとも違う、独自のデザインと構造持ってきただった。

4対2に分けられたヘッドのペグ、独特のピックアップのトレモロユニット、細やかなピックアップ切り替えスイッチ、派手なカラーリングトピックガード等々。そのテスコギターの完成系と言えるのが66年に販売されたスペクトラム5である。テスコはこのギターを発表した年に倒産する。しかしライクーダーやデビッドリードレーがテスコのサウンドを高く評価したり、そのままをズバリテスコ・デル・レイという名前を名乗るミュージシャン兼ジャーナリストが現れたり、若いガレージ系やジャンク系のバンドでそのデザインやサウンドのテイストが受けるなどして今やカルト的な人気を誇るきたとなっている。

エフェクター

今でこそ様々な効果うん百多種類のエフェクターが売り出されているが、ロックにおけるベクターの開発の歴史は、テクノロジーの進歩とともにありながらも、多くは偶然と御用の産物だとと言っていい。

そもそもレトリック自体が大きな音量得るという本来の目的を逸脱して、歪んだサウンド作り出せる装置であること、しかもその歪みはとても新鮮かつ刺激的で耳に快楽を与えることであることが、発見された時からすぐれて現代的な楽器たりえたのである。
エフェクターの開発にもテクノロジーの進歩だけでは語り切れない要素がある。
60年代前半歪みをより簡単に得られるようにと開発されたのがファズである。しかしファズのサウンドはアンプをフルボリュームにしたときに得られる歪みとはほど遠く、歪みをコントロールするつまみをある程度以上にするとピッキングをしてるのかもわからない、ぐちゃぐちゃのノイズの嵐となってしまう強烈なものだった。しかしこのサンド人気を集め日本でも当時GSにファズのサウンドわからないものだった。

その後ファズでオクターブの音が出るようにしたり、そもそもカントリー音楽で開発されたワウワウなどを独創的に使いこなし、多彩なエフェクターサウンドを次々につくりだしたのはジミヘンドリックスと彼らのサウンドアドバイザーのロジャーメイヤーだった。
ロジャーはジミ・ヘンドリックスの要求に従って既成のエフェクターに手を加えたり、新たに制作をしていた。その結果多彩な音色を作る装置として初めてエフェクターが位置づけられるようになった。70年代に入ると、レコーディング用のエフェクターが開発された。マルチトラックレコーディングが一般化して様々な音それが可能となり、リレーやフェイズシフトだからエキサイターやノイズリダクションまで、おおよそ今のエフェクターのもとになるものが登場する。

そして80年代なるとデジタルエフェクトが次第に主流となり、それとともに様々なエフェクト機能1つにまとめた。キャラクターが登場する。複数のエフェクトの組み合わせはもちろん、アンプサウンドのシュミレーションがプリセットされ、MIDI端子も備えたデジタル時代に対応したエフェクターである。
そしてギタリストは従来のコンパクトエフェクター足元に並べるのではなく、ラックに組み込まれたシステムを使い始めた。
90年代に入るとデジタルエフェクターはより低価格で多機能となり、コンパクトエフェクターににもラックタイプに劣らないデジタル技術が導入されるようになった。

またコンピュータを使った音楽制作が一般化してMIDI信号をコントロールする機能も標準化した。この80年代以降のマルチエフェクターに至る急激な変化は、デジタルテクノロジーの進歩と普及に伴う低価格化が最大の要因だが、その中でかつてのファズのような突拍子もない装置や、ジミ・ヘンドリックスが使ってみせた大胆な演奏にはまだ出会いないでいる。だから様々なシュミレーションサウンドが手軽に楽しめる一方で、そういった与えられるサウンドには飽き足らず、昔ながらのギターとアンプのシンプルな組み合わせから得られる可能性に向かうという揺り戻しが起こっている。
ヴィンテージのエフェクターが人気を集める背景もデジタルでは得られないサウンドを求めてのことだ。真空管アンプやアナログシンセが俄然注目されているように、エフェクターもアナログとデジタルが共存していく方向にある。

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