ピック

ピックを弦に対して平行に当てるとクリアなやわらかい音となり、斜めに当てるととんがった音になる。ロックの場合には斜めに弦にあてて弾くことが多く、1つの角が尖った二等辺三角形のティアドロップ型というものが多く使われている。ピックの材質はセルロイドが一般的でロックではやや厚めのものがよく使われる。ピックを弦に斜めにあてるのはピックを削ってるようなもので、特にロックのコンサートではピックは消耗品だ。

それでギターのボディやマイクのスタンドに両面テープで亀甲数十枚ずらりと貼っていく、パフォーマンスもよく見られる。ピックの変り種と言えばクイーンのブライアンメイ。イギリスの古い6ペンスコインを使って様々な効果を出しているこれは有名な話だ。またサンタナは大きな正三角形のピックを弦に擦り付けて引くようによって独特の粘っこい音出している。
またブライアンメイの影響下ステンレスのピックも使われるようになってきた。しかしほとんど弾性のない金属製のピックはセルティックのように無理がいかず、よほどピッキングの技術がしっかりしてないと使いこなせず、きっちりとしたピッキングを要求するのでフレージングもそれなりに影響受けるようである。

フェンダー

ボディーとネックをボルトで固定するジョイント、フィンガーボードを貼らずに裸のネックに直接触れて落ち込んだネック、狂いの少ないトレモロユニット、聞き手の体にフィットするコンタードボディー、大胆なボディーの切り裂き、そして何よりも重要なのはフレットを打ち込んでギターと同じように扱うことができるベースギターという楽器。現在ロックで当たり前になっているギターやベースの原型は50年代、このフェンダーの革命によって完成された。テレキャスター、ストラトキャスター、プレシジョンベースの3つの量産モデルがこの革命の成果で、どれも現在までの定番であるばかりでなく、それ以後の多くのギターやベースはこれらの改良版に過ぎないとさえ言えることだ。

フェンダーギターの持ち味はシングルコイルのしゃきっとした歯切れの良い音だ。ストラトキャスターをトレードマークにしているギタリストはエリック・クラプトン、リッチーブラックモア、ジミヘンドリックスなどがいる。テレキャスターはクリッシーハイランド、ブルーススプリングスティーンなどのボーカリストがリズムギターとして用いることが多いプレシジョンベースの例は多すぎてとても数え切れない。

ギブソン

フェンダーが合理的現代的ギターであるのに対し、ギブソンは正統派の音質重視のギターを作ってきたメーカーだ。ギブソンのフラグシップは1952年に登場したレレスポールモデルだ。このギターの豊かな音に魅せられたロックギタリストのいかに多いことだろうか。特にボディーの表の美しい縞模様のメープル材を使ったモデルはその外観も美しく、一種の工芸品のように見做されて、コレクターの垂涎の的だという。

ギブソンの持ち味はマホガニー材をボディーとネックに用いて、さらにハムバッカーをマウントすることによって作られる、太くふくよかな音色にある。フルアコのエレキ化から始まったメーカだけにオーソドックスなギターが目立つが、一方でフライングVやエクスプローラーなど変形ギターの走りとなったモデルも作っている。
ギブソンをトレードマークにしているギタリストはレッド・ツェッペリン時代のジミーペイジやブラックサバスのトニーアイオミ、マイケルシェンカーやAC/DCのアンガスヤングなど。レスポールモデルは最初あまり人気者なモデルではなかったそうだがページがトレードマークにしてからに人気に火がついた

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